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2018年9月11日火曜日

イラン国営放送の日本語番組廃止!Webでニュース更新継続

イラン国営イスラム共和国放送(IRIB、テヘラン)は、1999年(ペルシャ暦1378年)から続けてきた日本語によるラジオ国際放送を終了し、Webサイト『Parstoday』(パーストゥデイ)内の日本語ページを通じた日々のニュース提供に専念すると発表しました。ラジオ番組としては、9月22日(土)の放送が最後となります。

イランからの日本語国際放送は、モハマド・ハタミ大統領時代の1999年に、日本を含む西側自由主義諸国との関係改善の一環として立ち上げられ、同年7月21日付で放送を開始しました。1970年代の日本のBCLブームからかなりの時が流れ、インターネットは既に一部の先端技術者だけのものではなくなって、庶民レベルにまで爆発的に広がろうとしていた矢先にあえて、旧来からの短波国際放送で日本のリスナーに訴えかける手法を取ったことで注目されました。

その後、友好国のロシアから発信されていた『ロシアの声』(旧モスクワ放送)がWebニュースサイト『スプートニク』に変わった(前記事「ロシアの声伝統の中波日本語放送が消える」参照)ことに刺激を受けたのか、2016年(ペルシャ暦1395年)1月からParstodayの運用を始めました。これに伴い日本語については、日本時間の夜にParstodayのサイト上でストリーミング配信したものを当夜と翌朝の2回、短波放送で流すスタイルとしたものの、イラン政府は今回、Parstodayの運用が軌道に乗ったと判断し、短波放送の縮小を決断。日本語のストリーミング番組の制作を取りやめて、Webコンテンツとしての日々の記事更新に注力することにしたものとみられます。

2017年6月5日月曜日

カタールが隣国4カ国と断交!!相互間の航空便即時全廃

アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、バーレーン、エジプトの中東4カ国は5日、カタール首長国との外交関係を断絶し大使館を引き揚げさせると発表しました。同時に、首都ドーハのハマド空港とこの4カ国の間の民間航空路を即日閉鎖する強硬措置を断行。世界のビジネスマンの移動や航空業界に大きな影響が及びそうです。

エジプト外務省の説明によると、カタールの首長家がエジプトを本拠とするイスラム主義団体『ムスリム同胞団』を支援している疑いが強まったとしています。一方、ロイター通信はサウジ国営SPA通信の配信を引用して

「カタールを本拠とするニュース専門テレビ局『アルジャジーラ』を通じて過激勢力や武装集団のメッセージが世界中に流され、この中には同胞団・アルカイダなどが含まれている」

と伝えました。

ムスリム同胞団は元々慈善団体だったものの、会員の中には武装闘争を主張する者も多く、過去にはハマスやアルカイダなど世界的に知られる武装集団を分派として輩出。サウジではテロ組織と認定、非合法化されています。一方、アルジャジーラは同胞団など反体制系の団体や活動家個人にも取材し中立的な報道に力を入れていますが、反政府勢力への弾圧が厳しい中東では、アルジャジーラの存在自体が邪魔だと考える当局者も多いといいます。つまり、アルジャジーラを狙い撃ちにするために何らかの理由付けが必要だった。アルジャジーラはカタール政府の資本が入っているので同局を叩くには国家レベルでの関係を断つのが最も効果的と判断したのではないかと、Traveler's Supportasiaでは分析します。

ドーハ・ハマド空港を本拠地としているカタール航空(QR=QTR)の他、これら4カ国の航空会社ではエミレーツ航空(EK=UAE、ドバイ)、エティハドエアウェイズ(EY=ETH、アブダビ)、フライドバイ(FZ=FDB)、エアアラビア(G9=ABY、シャルジャ)、サウディア(SV=SVA、ジェッダ)、ガルフ航空(GF=GFA、バーレーン・マナマ)、エジプト航空(MS=MSR、カイロ)がドーハへの路線に就航しています。

サウジとバーレーンは、カタール航空の機材が自国領空を通過することも禁止という非常に厳しい措置に出ており、ドーハからサウジ9都市、UAE4都市に就航していたカタールはこれらの便を昨日5日は欠航、6日から運休します。カタール航空は東京・羽田空港と成田国際空港へ毎日各1便を運航し、同じくワンワールドアライアンスに加盟する日本航空(JL=JAL)とのコードシェアも行っているので、中東方面へのビジネス客が利用する機会も多い路線ですが、ドーハ乗り継ぎができなくなる今日以降、サウジアラビアへ向かうにはドバイ乗り継ぎのエミレーツかアブダビ乗り換えのエティハド、もしサウディアを利用するならバンコク・香港・シンガポールなど東南アジアの主要都市を経由する必要があります。タイ国際航空(TG=THA)やシンガポール航空(SQ=SIA)など東南アジア系のキャリアを利用する分には、影響はありません。

また、バーレーンはフェリーの運航もストップさせ、サウジは陸路の国境検問所を閉鎖して完全に鎖国する方針。バックパッカーの旅にも影響が出そうです。

(6月6日追加)
サウジアラビア政府は、カタール航空に出していた運航許可(AOC、日本の「外国人国際航空運送事業の経営許可」に相当)を取り消す決定を行ったと発表しました。これによりカタール航空のサウジ路線は廃止が確定することになります。

2015年10月16日金曜日

6年目の区切り…竹内被告ついに死刑確定

マレーシア連邦裁判所(プトラジャヤ市、日本の最高裁判所に相当)は15日、2009年10月の麻薬密輸事件で死刑の判決を受けていた竹内真理子被告(41歳、青森県出身)の上告を棄却する判決を言い渡しました。共同通信がクアラルンプール支局発で報じたもので、日本人がマレーシアで死刑確定となるのはもちろん初めてとなります。弊誌Traveler's Supportasiaで最も多くのヒットを頂いたクアラルンプール・KLIA空港での運び屋摘発事件は、事件発生から満6年で一つの区切りを迎えることになりました。

竹内被告は2009年10月30日、ドバイからのエミレーツ航空(EK=UAE)342便でKLIA空港に到着し、マレーシア航空(MH=MAS)88便に乗り継いで成田空港へ向かう予定でした。ところが、預け手荷物がスーツケース3個分もあったことを不審に思った税関が竹内被告を止め、荷物を開けたところ、メタンフェタミン(覚せい剤)4.7kg(日本での末端価格4億円以上)が見つかりました(前記事「KLで日本人運び屋逮捕、死刑必至」参照)。 

マレーシアは麻薬事犯に対する刑事罰が特に厳しいことで知られ、中でも密売目的所持は死刑(絞首刑)以外に法定刑がありません(危険薬物法39-B条)。ごく微量であっても麻薬所持の現行犯は最高刑が死刑(大麻=200g以上、ヘロインや覚せい剤など=15g以上)です。 

(画像:ADカードにも「密輸目的で麻薬類を持ち込んだ者はマレーシアの法令により死刑に処されます」と明記してある)

一審・セランゴール高等法院は2011年10月、竹内被告に死刑宣告を行います。弁護側は控訴しますが、二審・シャーアラム控訴院も2013年3月27日付の判決で控訴を棄却。上告審・連邦裁判所での審理になって2年半が過ぎていました。そして今回の判決言い渡し。TBSテレビは

「法廷では身じろぎせずに裁判長の言葉を聞いていたが、退廷の時にはどこか諦めにも似た表情を浮かべていた。弁護人は、彼女が量刑を聞いた瞬間取り乱すような態度を見せたと述べた」

と伝えました。

今後、弁護側では連邦国王ないしセランゴール州スルタンの恩赦による死刑執行回避を目指すとしていますが、認められる可能性は低く、竹内死刑囚がいつ絞首台に立つかという点に注目が集まります。

2015年2月9日月曜日

「どうしてもシリア」史上初のパスポート没収!

外務省領事局旅券課は7日、内戦中のシリアへ渡航しようとした日本人戦場カメラマンの出国を阻止するため、旅券法(1951=昭和26年法律267号)に基づいてパスポートを返納するよう命令、事実上没収する措置を取りました。共同通信が7日夜に報じたのを皮切りに日本のマスメディアがこぞって報じているもので、紛争地域への渡航を強行しようとした一般人のパスポートを没収するのは史上初めてです。

朝日新聞は、今回旅券を返納させられた張本人が杉本祐一さん(58歳、新潟県出身)であると明かし、杉本さんへのインタビューに成功しています。それによると、杉本さんは2012年以降、反政府の立場を取るイスラム過激勢力とシリア政府軍の間の内戦で居住地を追われた難民たちが生活するキャンプを取材するため、シリアとイラク、トルコの3カ国にまたがる国境地帯に行こうと決め、ターキッシュエアラインズ(TK=THY、旧名トルコ航空)の成田発イスタンブール・ケマルアタチュルク空港行き直行便を予約していたといいます。

ところが、2014年に相次いで超過激勢力『イスラム国』に拘束された湯川遥菜さん(享年42歳、千葉県出身)と後藤健二さん(享年47歳、宮城県出身)が1月末から2月頭にかけて殺害され、日本政府は3カ国の国境地域に『退避を勧告します』の安全情報を出したにもかかわらず、杉本さんは

「こういう状況になったからこそ行くしかないんだ」

と思い立ち、どうしても行くという態度を変えませんでした。

旅券法19条の4では

「旅券の名義人の生命、身体又は財産の保護のために渡航を中止させる必要があると認められる場合」

には外務大臣か領事官(特命全権大使または総領事)の名において命令を出し、期限を切ってパスポートを返納させることができるとしています。期限までに応じなかった場合は、5年以下の懲役または300万円以下の罰金(併科も可能)に処すという罰則も設けられています(旅券法23条の6)。

同じ旅券法19条でも、2項(懲役2年以上の法定刑が定められている刑事犯罪で逮捕状発行=13条1項 または執行猶予付きの有罪判決を受けた=13条3項)により発給制限の対象となったことを理由とする返納命令は毎年数件出ており、最近では2011年(平成23年)にAV女優・小向美奈子容疑者(当時25歳、埼玉県出身)がフィリピン滞在中に覚醒剤取締法違反罪で逮捕状を出された例が有名です。この時は警視庁組織犯罪対策部の要請で旅券返納命令となり、小向容疑者は在マニラ日本大使館兼総領事部に出頭して渡航書の発給を受け、帰国、逮捕となっています。

ですが、4項による旅券返納命令は史上初めて。憲法22条の『渡航の自由』に抵触する恐れがあるとして、これまで一度も使われたことのない『伝家の宝刀』と化していたのです。外務大臣・岸田文雄(自民党、衆院広島1区)は内閣総理大臣・安倍晋三(自民党、衆院山口4区)にも相談。安倍首相が後藤氏殉死後の2日の参議院予算委員会集中審議の席上、

「主権者たる国民の生命と安全を守るのは政府の責任。その最高責任者は首相の私だ」

と発言していたのを受け、退避を勧告した3カ国国境に行ったのでは杉本さんがイスラム国に拘束されてしまう可能性が高いと判断。杉本さんのような紛争地域取材の経験が豊富なジャーナリスト、戦場カメラマンであったとしても憲法22条を金科玉条として行かせたのでは本人の命はもちろん日本の国益も損われる恐れがある、そういう取材に日本人がわざわざしゃしゃり出ていくよりも、リスクを取り切れる国(アメリカやイギリスを念頭に置いているものと董事長ふくちゃんは判断します)の大手マスコミに任せるべきだと結論付け、旅券課に宝刀を切るよう決断を迫ったとみられます。

董事長ふくちゃんは、杉本さんが日本を拠点とし、今回も成田から直行便でイスタンブールまでフライトしようとしたために大事になったのではないかと分析しています。もしこれが、イラク戦争直後の2004年(平成16年)に相次いで殺害された香田証生さんや橋田信介さんのようにイラクやシリアから遠く離れた第三国を拠点に活動していたとなれば、それこそ日本政府としても止めようがありません。橋田さんは生前、タイのバンコクを拠点にしており、香田さんもカオサンのゲストハウスに泊まっていたといいます。杉本さんが第三国拠点だったら…それこそ考えるだけでぞっとします。

そして7日。旅券課の担当者は上越新幹線に飛び乗り、 杉本さんの自宅を訪れました。返納命令書と引き換えにパスポートを受け取ったのことですが、

「渡航と報道、言論の自由はどうなるんだ。突然のことで何とも困惑している」

と述べたと報道されています。これに対し、内閣官房長官・菅義偉(自民党、衆院神奈川2区)は

「ギリギリの慎重な検討の末に決めた。同胞を守るのはある意味国の責任だ。今後はケースバイケースで判断する」

と応えました。

2014年1月16日木曜日

エミレーツが京急に妥協?羽田着1時間繰り上げ

エミレーツ航空(EK=UAE、アラブ首長国連邦・ドバイ)は、昨年6月から運航しているドバイ~羽田線の発着時間を今年夏スケジュールで1時間繰り上げます。羽田到着が23時と早まり、京浜急行空港線の最終電車に乗れるようになりますが、一部では深夜の電車・バス運行時間拡大を頑なに拒否している京浜急行電鉄(東京都港区、東証1部上場)に妥協したのではないかという見方もなされています。

《ドバイ発3月30日、羽田発3月31日から有効》
EK312 DXB0835~HND2300 DAILY
EK313 HND0030~DXB0705 DAILY

(機材はB772LR ファーストクラス8席、ビジネスクラス42席、エコノミークラス216席)

従来、EK312便の羽田到着は日付が変わった直後の午前0時1分で、入国審査・税関をどんなに急いで済ませても京急空港線の最終電車に乗ることができず、京浜急行バス(東京都港区)や羽田京急バス(東京都大田区)の深夜バスも乗れる便があるかどうか微妙でした。ファーストクラス・ビジネスクラスの乗客は事前に予約すればエミレーツが用意するハイヤーでドアツードアの帰宅もできますが、エコノミークラスでは帰宅手段がタクシーやマイカーに限られるケースも多く、最悪の場合は国内線第2ターミナルの『羽田エクセルホテル東急』に後泊しなければなりませんでした。

今回の繰り上げで、EK312便が定刻に到着できれば羽田空港国際線ターミナル駅午前0時1分発の京急空港線品川行き急行までには乗れるようになり、横浜駅で相鉄線の最終各駅停車かしわ台行きに接続。品川駅からJR山手線に乗り換え、渋谷駅発の深夜急行バス『ミッドナイトアロー』(東急バス)で川崎市・横浜市北部へ帰宅することもできます。

2013年7月22日月曜日

ウズベキスタンとカザフスタンのビザを取った!

(文・写真/常務董事松本健司)

ノンカイのヒョウメンチョウリョクゲストハウスを人に譲り、本帰国してから2年が過ぎました。現地で知り合った妻共々働く環境は厳しいですが、地元観光協会の契約勤務が一段落したので、妻と息子を連れて再び旅に出ました。

今回は、バンコクから中国の西安を経由し、中央アジアの旧ソ連圏諸国を抜ける予定。ほとんどの国でビザが必要ですが、 ウズベキスタンとカザフスタンのビザをバンコクで事前に用意することができましたので報告かたがた久しぶりに投稿させていただきます。董事長、次回バンコクに寄る時まで元気でいてくれよ!

《ウズベキスタンビザ》
在バンコクウズベキスタン総領事部(パトゥムワン区)では、30日の観光ビザが取れます。費用は600Bt.。月曜日から金曜日の午前中に申請をし、5営業日後に受け取りますが、申請の時にパスポートを預けることはありません。このため、後述するカザフスタンのビザと同時に作業を進めることができます。

まず、外務省の「Online Visa Application」というHPにアクセスし、必要事項を入力して出来上がった申請書を印刷します。ここでネックになるのは、入国日と出国日を確定した上で申請に臨まなければならないという点で、ウズベキスタン航空(UB)の直行便でタシケントに飛ぶビジネスマンならまだしも、陸路移動をもくろむバックパッカーはそれなりの余裕を見た上で入国日を打ち込まなければなりません。一応、予定した入国日から30日後を出国日とすることでビザは取れます。

出力された申請書に写真を貼り、総領事部に提出します。パスポートは一旦返されますので、指定された日に再度パスポートを持って総領事部に行き、ビザのシールを貼ってもらいます。

総領事部はBTSスクンビット線プルンチット駅から歩いて行けます。カオサンからは[2][511]でプルンチット駅前下車。ワイヤレス通りを南に下り、ベトナム大使館領事部入口のすぐ横のソイを入ったところです。
以前はBTSのバンチャーク駅というちょっと辺鄙なところにあったといいますが、その時代に比べれば全然便利になりました。

83/4 Soi Vithayu 1 Wireless Road
Lumpini Pathum Wan
Bangkok 10330

《カザフスタンビザ》
在バンコクカザフスタン大使館も、ウズベキスタン大使館の近くにあります。こちらも所要5日かかりますが、申請料はなんと無料! 以前の旅行の際にウルムチ(中国)の鉄道庁代表部でビザを取った時も確か無料だったと記憶していましたが、バンコクもそうなら陸路横断の時につきもののビザ取得によるロスタイムを減らせそうです。

こちらは領事部の受付が月曜日、水曜日、金曜日の週3日しかないのが最大のネックとなります。そこから5営業日なので、事実上1週間待ちということに変わりはありません。

Office 804A Floor 8 Building A
GPF Witthayu Towers
93/1 Wireless Road
Lumpini Pathum Wan
Bangkok 10330

TEL +66-2-254-3043

2013年3月28日木曜日

KLIAで麻薬逮捕、竹内被告2審も死刑

2009年10月、中東から日本に密輸される予定だった麻薬を運んでいた日本人女性が、乗り継ぎ地のマレーシア・クアラルンプールで見つかり逮捕された一件は、Traveler's Supportasiaでも大きく取り上げました。麻薬密売目的所持の法定刑が死刑しかない現地で、当然のごとく1審死刑の判決を受けた彼女。事件から4年半、ついに控訴審の判決が下りました。

竹内真理子(たけうちまりこ)被告(38歳、青森県出身)は、2009年10月30日のエミレーツ航空(EK)342便でKLIA空港に着いたところ、手荷物検査で覚醒剤(メタンフェタミン)4.7Kgの所持が見つかり、麻薬取締法違反で逮捕されました(前記事「KLで日本人運び屋逮捕、死刑必至」参照)。

マレーシアとシンガポールでは、麻薬密売目的所持で逮捕された場合法定刑が死刑しかなく、外国人でも確定すれば容赦なく執行されてしまうことで知られています。運び屋から品物を受け取る日本の暴力団関係者の間でも、マレーシア経由の輸送は余程のことがない限り回避するのが常識だと言われているのに、なぜ彼女はKL乗り継ぎでの日本行きを選択したのか。裁判では、この動機が争点となりました。

マレーシアの司法制度は、日本と同じ三審制が採用されています。1審のセランゴール高等法院(日本の地方裁判所に相当)は、竹内被告が以前にもマレーシア経由で麻薬の運びを引き受け、通過させていたことを指摘。2011年10月25日、求刑通り死刑の判決を言い渡します。弁護側は2審・シャーアラム控訴院(セランゴール州シャーアラム市、日本の高等裁判所に相当)に控訴しますが、昨日3月27日、控訴を棄却する判決を下しました。

弁護側は

「被告は知人の指示で荷物を運んだだけ。中身が麻薬であることは知るはずもなかった」 

と主張したものの、裁判長は

「1審判決を覆せるだけの証拠が見当たらない」

として控訴を退けました。

今後は、上告審・マレーシア連邦裁判所(プトラジャヤ市、日本の最高裁判所に相当)にステージを移すことになりますが、上告審で有罪を覆せる確率は極めて低く、1957年のマレーシア独立以来、初めてとなる日本人の死刑確定は時間の問題となってしまいました。

2013年1月29日火曜日

羽田からエミレーツで世界主要都市へ!

エミレーツ航空(EK=UAE、アラブ首長国連邦・ドバイ)は6月3日から、羽田~ドバイ線に就航すると発表しました。東京地区への2便目となり、発着枠の関係でなかなか便数を増やせない成田~ドバイ線の補完を実現。羽田空港から欧州・中東・アフリカへの乗り継ぎが圧倒的に改善します。

《ドバイ発6月3日、羽田発6月4日から有効》
EK313 HND0130~DXB0705 DAILY
EK312 DXB0935~HND0001+1 DAILY

(機材はB772LR ファーストクラス8席、ビジネスクラス42席、エコノミークラス216席)

エミレーツとエティハドエアウェイズ(EY=ETD)のUAE大手2社は、昨年5月の政府間協議でドバイとアブダビから各毎日1便の羽田発着枠を手にしていました。その履行条件となっていた成田国際空港の発着回数増加が6月から実行されることになり、今回のスケジュール発表となったものです。

ところが、EK312便の羽田到着は24時。イミグレを抜け、税関を出る頃には、京急空港線、東京モノレール共に最終電車は出てしまった後です。 到着ロビーに出られるのが午前1時と仮定すると、バスも京浜急行バス、リムジンバスともになくなってしまいます。

そうなると、少なくともJRの蒲田、品川、新宿、池袋、川崎、横浜の各駅へ向けた午前1時台発の深夜バスが絶対必要。路線を運営している羽田京急バス(東京都大田区)と東京空港交通(東京都中央区)は、早急な対策を迫られます。

2012年10月19日金曜日

KLMマニラ線経由便化で中東系に商機が

エミレーツ航空(EK=UAE、アラブ首長国連邦・ドバイ)は、来年1月からマニラ発着便を毎日3便に増強すると発表、航空券の予約を開始しました。全便にB773ERを投入して1日あたり約1,300席供給できる体制が完成。欧州圏への乗り継ぎが圧倒的に改善し、他の欧州キャリアを大きく引き離します。

《ドバイ発2013年1月1日、マニラ発1月2日から有効》
EK335 MNL0020~DXB0525 DAILY
EK337 MNL0845~DXB1350 DAILY
EK333 MNL1735~DXB2240 DAILY

EK332 DXB0400~MNL1600 DAILY
EK334 DXB1030~MNL2230 DAILY
EK336 DXB1830~MNL0630+1 DAILY

(機材はいずれもB773ER ビジネスクラス42席、エコノミークラス386席)

エミレーツのマニラ線の主な利用客は、中東方面へ出稼ぎに向かうフィリピン人といわれています。しかし最近、フィリピンから欧州方面へ、あるいは逆に欧州からフィリピンへ乗り継ぎする乗客も増えており、エミレーツをはじめとする中東系航空会社各社は供給増加に追われるようになりました。その原因となっているのは、フィリピン政府が航空会社に課している特別税だといわれます。

2010年、フィリピン航空(PR=PAL)は欧州連合(EU)が作成した欧州域内乗り入れ禁止のブラックリストに登載されてしまいます。アロヨ前大統領時代のフィリピン政府はこれに対抗、航空会社が政府に納める運航税を引き上げました。

フィリピン国籍の会社は1便ごとに全運賃収入の3%を納めますが、外国キャリアは特別税が上乗せされて5.5%を納める必要があります。この特別税がバカにならないとして、欧州キャリアはマニラへの直行便から相次いで撤退。最後に残ったKLMオランダ航空(KL)も今年3月の夏スケジュールから直行便を取りやめ、台北経由としました。これによってフィリピンと欧州圏の間を直行する航空便はなくなってしまいました。

フィリピンから欧州主要都市へ向かうには、中東諸都市やバンコク、シンガポール、香港、それに成田など東アジアのハブ都市で乗り継ぎをしなければならなくなっています。そこで他の中東系キャリアもマニラ線の運航の拡大に努め、エティハドエアウェイズ(EY=ETD)がアブダビから毎日2便、カタール航空(QR=QTR)とガルフエア(GF=GFA、バーレーン・マナマ)は週10便以上を運航。クウェート航空(KU=KAC)とサウディア(SV=SVA)も週4ないし6便を持っています。

しかし、本拠地ドバイからほとんどの欧州主要都市やアフリカ、アラブ諸都市へ毎日複数便のフライトを持っている世界最大の長距離国際線キャリア、エミレーツはエアバス380やB773ERなどの大型機で圧倒的な輸送力を確立しています。ASEAN域内ではバンコクやクアラルンプール、シンガポールに就航済みのエアバス380を投入とはいかないものの、それでも1日あたり片道1,300席の供給能力は中東系最大。他社を引き離すには十分すぎるアドバンテージといえます。

2012年10月10日水曜日

カタール航空がスターアライアンスを蹴った理由

カタール航空(QR=QTR、ドーハ)は、国際航空連合「ワンワールド」に加盟する方針を決定し発表しました。中東系キャリアではロイヤルヨルダン航空(RJ=RJA、アンマン)に次いで2社目となるワンワールドメンバーの誕生で、サウディア(SV=SVA、サウジアラビア・ジェッダ)とミドルイースト航空(ME=MEA、レバノン・ベイルート)が今年加盟を果たしたスカイチームに次ぐ地盤を獲得。スターアライアンスは他系列に比べて弱い中東地域で、さらに苦しい立場に追い込まれます。

(前記事「カタールよお前もか!ワンワールド加盟決定」の続きです)

一方で、カタール航空はANA(NH)やルフトハンザ(LH=DLH ドイツ・ケルン、フランクフルト証取上場)といったスターアライアンスキャリアとの関係もありました。ところが2011年末、カタールはルフトハンザとのマイレージ提携を解消してしまいます。一部航空マニアの間では、スターアライアンス幹事社でもあるルフトとの提携を解消した時点で、カタールのスターアライアンス加盟はなくなったのではないかという見方がなされていました。

この最大の理由こそが、Traveler's Supportasiaでも何度となく取り上げてきたスターアライアンスの排他的なビジネスモデルです。過去には中国東方航空(MU=CES)が上海航空(FM=CSH)を買収した際、東航がこのビジネスモデルを承服できず、上航を脱退させた上に親子会社揃ってスカイチームに行くという業界騒然の出来事もありました(前記事「上海航空、スターアライアンスから追放へ」参照)。

カタールも2004年から続けてきたANAとのコードシェア運航、マイレージ提携があるものの、ANAやルフトとの関係を尊重してスターアライアンスに加盟してしまった場合、ワンワールド、スカイチーム加盟社はもちろん、アラブ航空会社機構を通じた域内他社との友好関係を続けるのも極めて困難になり、路線政策の面でもスターアライアンスの殻の中で制約されるなど、カタールの経営自体がアライアンスに大きく翻弄されてしまう可能性が高いと会社側では判断します。

一方で、ワンワールドとスカイチームは比較的自由な交流が行われており、アラブ航空会社機構についても制約はありません。隣国サウジのサウディアがスカイチームに加盟したことで地政学的分布の上でもワンワールドに行くのではないかという噂も流れていました。

今後1年程度をかけて行われるワンワールド加盟の準備段階で、カタールはANAとの関係を解消し、メンバー社の日本航空(JL=JAL)と関係を組み直す必要に迫られます。もっとも、ANAではエティハドの成田線、中部セントレア線でコードシェアを既に結んでおり、カタールとの関係が解消しても影響を最小限に抑えられるよう対策を練っています。

2012年10月9日火曜日

カタールよお前もか!ワンワールド加盟決定

カタール航空(QR)は、国際航空連合「ワンワールド」に加盟する方針を決定し発表しました。中東系キャリアではロイヤルヨルダン航空(RJ)に次いで2社目となるワンワールドメンバーの誕生で、サウディア(SV、旧サウジアラビア航空)とミドルイースト航空(ME、レバノン国籍)が今年加盟を果たしたスカイチームに次ぐ地盤を獲得。スターアライアンスは他系列に比べて弱い中東地域で、さらに苦しい立場に追い込まれます。

カタール航空は1997年の現社設立以来、地元の業界連絡組織「アラブ航空会社機構」には加盟したもののいわゆる3大アライアンスとは無縁の関係にありました。しかし、2007年のロイヤルヨルダンのワンワールド加盟をきっかけに中東系キャリアもアライアンスとの関係が避けられないものとなっていきます。

昨年、サウディアとミドルイーストが相次いでスカイチームへの加盟を決定。エミレーツ航空(EK=UAE)はこの冬スケジュールからワンワールドメンバーのカンタス航空(QF=QFA)とオーストラリア~欧州間の長距離輸送で提携を組むことになりました。エミレーツが世界最大の長距離国際線キャリアの地位を固め、さらにアブダビを拠点とするエティハドエアウェイズ(EY)の急成長に加え、隣国バーレーンのガルフ航空(GF)が再建されつつある今、このまま独立を貫いたのではカタール航空は地域内で埋没してしまうという危機感が社内で噴出していました。

そして永遠のライバル、追い付け追い越せの関係にあるエミレーツを出し抜くための最後の手段として、カタールはエミレーツが接近しつつあったワンワールドに自ら加盟するという逆転技を編み出し、ブリティッシュエアウェイズ(BA=BAW)とイベリア航空(IB)の持株会社「インターナショナルエアラインズグループ」(IAG、ロンドン)に秘密裏に交渉を持ちかけたのです。

2009年11月3日火曜日

KLIAで日本人運び屋逮捕!!麻薬4Kg、死刑必至

クアラルンプール・KLIA(クリア)空港の税関で10月30日、日本人女性が持ち込んだ荷物の中から覚せい剤4.7Kgが見つかり、税関当局はこの女性を麻薬密売目的所持の現行犯で逮捕しました。このまま有罪となれば、日本人として史上初めてとなるマレーシアでの死刑執行が避けられなくなります。クアラルンプールで発行されている中国語朝刊紙「南洋商報」と、マレー語朝刊紙「ベリタハリアン」がどちらも11月3日付けで、国営ベルナマ通信(BERITA NASIONAL MALAYSIAの略)からの報道として伝えたものです。

この事件で逮捕された竹内真理子(たけうちまりこ)容疑者(35歳、青森県出身)について、現地警察当局は在クアラルンプール日本大使館とも調整した上で、当初は実名を公表しませんでした。在クアラルンプール日本大使館邦人保護部は

「本人から匿名にしてくれと申し出があった」

としています。ベルナマ通信HPに掲載された原文や、今日3日のマレーシア国内各紙(董事長ふくちゃんはたまたまコタバルにおり、中国語紙に加え、マレー語、英語紙も見ることができました)にも実名は出てきません。

ところが、TBSテレビが3日未明、青森県出身の30歳の女性(第一報では匿名)と報道。これに対し、産経新聞シンガポール支局は30代と書いていました。そして、フジテレビが3日昼、実名報道に踏み切って身元が判明してしまいました。

税関当局の調べによりますと、竹内容疑者は30日夜、ドバイ(アラブ首長国連邦)発のエミレーツ航空(EK=UAE)342便でKLIA空港に到着しました。その際、スーツケース3個を預けていて、そのうちの1個、ないし2個の底の部分に覚せい剤が隠せるよう改造し、4.7Kgもの覚せい剤を仕込んでいました。KLIA空港のイミグレを通過した後、バゲッジクレームで荷物を受け取り、税関検査を受けようとしたところで係官がスーツケース3個は1人旅にしては多すぎると判断。開被検査したところ、ケースの底にあった覚せい剤が見つかったとのことです。

マレーシアは麻薬事犯に対する刑事罰が特に厳しいことで知られ、運び屋の間でもマレーシア経由の輸送は余程のことがない限り回避するのが常識のはず。これまで日本人が運び屋容疑で逮捕されたことはありませんでした。

ADカードにも記載されている通り、今回のような密売目的所持は死刑(絞首刑)以外に法定刑がなく(危険薬物法39-B条)、まさに文句なし。ごく微量であっても麻薬所持の現行犯は最高刑が死刑(大麻=200g以上、ヘロインや覚せい剤など=15g以上)です。そこまでのリスクを犯してまで、竹内容疑者がマレーシア経由での輸送を選択したのは、理由があるとしか考えられません。

一時主流になっていた韓国経由の輸送で、仁川空港に到着した際に逮捕されるケースが続出したため、経由地を変更するケースがあったといいます。パキスタンやイランといった中東からの輸送では、中東方面への航空便数が多いバンコクを経由する例が後を絶たず、そのバンコクでもスワンナプーム空港で逮捕される運び屋が多数います。そこでシンガポールやクアラルンプールといったリスクのある経由地であっても、使う必要に迫られる状況になっていったと想定されるのです。

竹内容疑者の場合、2009年4月17日のKLIA空港を最初にここ半年間で数回、マレーシアに出入国した記録が残っていて、今回もマレーシア航空(MH=MAS)88便に乗り継いで成田国際空港へ向かう予定だったとみられています。

そして、竹内容疑者は10月29日(金)から11月1日(日)までの予定で行われていたマレーシア税関の特別検査期間など、知る由もありませんでした。この特別検査は抜き打ちで、現地の報道機関にも伝えられていなかったようです。そのためにマレーシアの入国審査の甘さが彼女の心に焼きついていて、今回もいつもの調子でいけるだろうと思っていたのが結果的に命取りになったと、董事長ふくちゃんは推測しています。

これについて、顧問・クーロン黒澤は

「(彼女が)余程のアホだったんだな」

と斬り捨てています。

外務省領事局海外邦人安全課は

「事実を確認しており必要な支援をする」

としていますが、危険薬物法による死刑は外国人でも容赦がないとされており、このまま死刑が確定、執行されれば、1957年のマレーシア独立以来、初めて日本人が現地で死刑執行を受けることになります。

2008年7月12日土曜日

エジプト航空がスターアライアンスメンバーに

 エジプト航空(MS)がかねてから準備していたスターアライアンス加盟の手続きがこのたび完了し、7月11日(金)付けで21社目、アフリカ大陸では2社目のメンバーとして活動を開始しました。

 MSの搭乗マイルは従来自社プログラム(エジプトエア・プラス)以外に加算できませんでしたが、今後はすべてのスターアライアンス加盟社のマイレージプログラム(マイレージプラス、AMCなど)に加算できるようになります。

2008年3月2日日曜日

マレーシアの本屋、語学教材が充実

 ここマレーシアのこどもたちは、幼稚園から最低3言語の教育を受けることになっています。

・マレー語(国語)
・英語
・アラビア語
・中国語

 このうち、マレー語と英語は全員。アラビア語は、イスラム教徒であるマレー人にはコーランや普段からの礼拝で絶対必要。中国語は、華僑の血を引いている人に課されます。

 で、なぜ今回この話をするのかというと、語学の授業で使われる教材が、旅行者、特にバックパッカーには非常に役に立つのです。タイに比べたら、天と地くらいの差。
 特にこれから中東方面へ旅を進めようとしているバックパッカーの皆さんには、マレーシアで出ているアラビア語教材は重宝するはずです。英語がまったくできないと言っているあなたも、日本の中学レベルからやり直すにはうってつけ。インドネシアへ行く方には、言語形態のよく似たマレー語をおすすめ。

 幼稚園レベル(中国語は小学校1年)から、小学校6年レベルまで一気に買い揃えて、みっちり勉強してみませんか? RM50もあれば、旅に必要なレベルの教材と辞書は揃えられるはずです。

2007年7月5日木曜日

エジプト航空、バンコク便を毎日運航に

 エジプト航空(MS)は6月2日から、従来週2便しかなかったカイロ~バンコク便を毎日1便の運航に増強しました。中国線強化が狙いで、バンコクを経由して北京・首都空港に加え、広州・新白雲空港とも結ばれます。
 バンコクからカイロ乗り継ぎで中近東や欧州方面へ飛ぶバックパッカーに重宝され、満席で取りにくい状態が続いていただけに、かなりの朗報かもしれません。

MS959 BKK0045~CAI0555 月・水・金曜運航
MS961 BKK0045~CAI0555 火・木・土・日曜運航

MS958 CAI2315~BKK1155+1 月・水・土曜運航
MS960 CAI2315~BKK1155+1 火・木・金・日曜運航

(機材はB772ER)

2007年5月2日水曜日

エミレーツ航空、B772LRで南米へ就航

 エミレーツ航空(EK)は10月1日から、ドバイ~サンパウロ線を週6便で運航すると発表し、予約の受付を開始しました。中東の航空会社として南米への初めての直行路線です。機材は世界でも3社目の導入となるボーイング社製超長距離双発機「777-200LRワールドライナー」を使用し、その特性を最大限に引き出します。
 ドバイでは、日本やバンコクからの便に往復とも4時間前後の待ち時間で接続し、便利な乗り継ぎが組めます。

EK317 KIX2315~DXB0445+1 DAILY A345
EK315 NGO2245~DXB0455+1 DAILY A345
EK419 BKK0230~DXB0535 DAILY B773ER

EK261 DXB0930~GRU1800 木曜日を除く毎日運航 B772LR
EK262 GRU0125~DXB2305 金曜日を除く毎日運航 B772LR

EK314 DXB0245~NGO1740 DAILY A345
EK316 DXB0250~KIX1720 DAILY A345
EK384 DXB0315~BKK1225 DAILY B773ER

(機材 B772LR:ファーストクラス8席、ビジネスクラス42席、エコノミークラス216席
 B773ER:ファーストクラス12席、ビジネスクラス42席、エコノミークラス304席
 エアバス345:ファーストクラス12席、ビジネスクラス42席、エコノミークラス204席)

 日本での格安航空券発売は8月以降になりますが、その運賃は欧州系や米系に比べて安くなることが予想され、日本から南米への旅行がより身近になります。日本で就労されている日系ブラジル人の帰国の足としても、重宝しそうです。

2007年2月15日木曜日

4月1日、oneworld拡大

世界第3位の航空連合「oneworld」は、4月1日付けで3社の加盟と1社の脱退を認めると、2月1日付プレスリリースで明らかにしました。

新規加盟するのは、日本航空インターナショナル(JL=JAL、東京都品川区)、ロイヤルヨルダン航空(RJ=RJA)、 マレブハンガリー航空(MA=MAH)の3社。逆に脱退するのは、エアリンガス(EI=EIN、アイルランド・ダブリン)です。日本航空インターナショナルは、同一持ち株会社(日本航空:東京都品川区、東証1部上場)に属する日本アジア航空(EG)、ジャルウェイズ(JO)、日本トランスオーシャン航空(NU=JTA、沖縄県那覇市)を引き連れての参加となります。

一方でエアリンガスが脱退を決めましたが、oneworld加盟社が自社の都合で脱退するのは、1999年のoneworld結成以来初めてとなります。

JALマイレージバンクカード(JMB)、JALカードをお持ちの方は、4月1日以降、oneworld加盟のすべての航空会社が搭乗マイル、およびFLY ONポイント積算の対象となります。また、FLY ONプログラムのサービス対象になっている上級会員の方には、oneworldエリートのステイタスが付加され、加盟社が保有する世界中の空港施設を共通に利用できます。

FLYONプログラムの
ステータス
oneworldエリートの
ステータス
JMBダイヤモンドエメラルド
JGCプレミア
JMBサファイア
(JGC資格関係なし)
サファイア
JMBクリスタル
(JGC会員)
JGC一般会員で直前の年にFLYONポイントを20,000
ポイント以上積算した人
JMBクリスタル
(JGC非会員)
ルビー
JGC一般会員で直前の年に
FLYONポイントを20,000ポイント積算できなかった人