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2014年6月25日水曜日

エアインディア、7年越しのスタアラ加盟実現

国際航空連合『スターアライアンス』(ドイツ・フランクフルト)は23日、ロンドン・ヒースロー空港第2ターミナルの完成披露を兼ねて行った定例社長会の席上、エアインディア(AI=AIC、ムンバイ)が7月11日(金)付でスターアライアンスメンバーズに正式加盟すると発表しました。スターアライアンス全体では通算38社目、現存する会社としては28番目の加盟となります。

(画像:スタアラの幹部と共に記者会見に臨むロヒット・ナンダン会長。スターアライアンス公式HPから転載)

加盟推薦状はルフトハンザ(LH=DLH ドイツ・ケルン、フランクフルト証取上場)から入手し、エアカナダ(AC=ACA、カナダ・モントリオール)が保証する形を取ります。

エアインディアは2007年、ルフトハンザとの間でスターアライアンス加盟に向けた準備に入ることで合意し、早ければ2009年にも加盟するはずでした。しかし、2008年のリーマンショックを機にインド国内線や近隣諸国への国際線を運航していたインディアン航空(IC=IAC)と合併することになり、財務状況が著しく悪化。2011年7月、インド連邦政府運輸省も交えた協議の末に手続き保留となってしまいます。同じくインドからワンワールド加盟を目指していたキングフィッシャー航空(IT=KFR)が加盟直前で倒産したのは、それからわずか半年後のことでした(前記事「インド系キャリアはアライアンスから嫌われる!?」参照)

その後、まとまった数が納機される予定だったB788やB772LRといった新型機を一部キャンセルしたり、既に納機された分も他社にリースないしは売却したりするといった荒療治を経て、2013年秋頃までに何とか体制の安定を見ることができたとスターアライアンス本部では判断します。同年12月の定例社長会で、マーク・シュワブ本部CEOは次のように説明しました。

「AIはICとの合併を成功裏に完了した上サービス水準改善の基礎となる新機種も増やしており、我々はAIのスターアライアンス加盟に向けたプロセス再開の機が熟したと判断した」

こうしてエアインディアのスタアラ加盟手続きが2年半ぶりに再開されることが決定。ここまで来れば、エアインディアは保留以前に4年間かけてスターアライアンスの品質基準を満たすためのレベルアップをしてきただけに後は早く、その半年後となる今回の社長会で正式に加盟決定となった訳です。エアインディアにとっては、実に7年越しでの悲願が達成されることになります。

日本では、ANA(NH、東京都港区)のマイレージプログラム『ANAマイレージクラブ』(AMC)で、7月11日からエアインディア運航便のマイル積算と特典航空券への交換ができるようになります。

エアインディアの国際線が就航している関西国際空港では、ビジネスクラスの乗客と自社マイレージプログラム『フライングリターンズ』の上級資格『ゴールデンエッジクラブ』『マハラジャクラブ』を持っている会員がANAのラウンジを利用できます。ただし、成田国際空港ではAIは第2ターミナル発着のため、今後数年以内に行われる第1ターミナル南ウィングへの移動完了後にANAとユナイテッド航空(UA=UAL)のラウンジが使えるようになります。

2012年12月24日月曜日

インドビザ再入国制限廃止も中印対立の影響が…

インド外務省は、観光ビザで入国する外国人に課していた再入国に関する規制をこの度撤廃しました。マレーシアとタイからインドへの国際線を持っているAirAsiaグループ(AK/FD)がホームページで明らかにしたものです。

2011年に導入されたこの規制は、日本やタイなどの大使館、アプリケーションセンターで発給される有効期間6カ月のマルチプルエントリービザであっても、一度出国してしまうとその後2ヶ月間はビザの有効期限が残っていても再入国できないというものでした。どうしても2ヶ月以内の再入国が必要な場合は、旅程表と全行程のeチケット領収書を添えてリエントリーパーミットを事前に申請する必要がありました。
また、帰国していてもビザの期限満了後6ヶ月以内に再度ビザを申請するのであれば、アプリケーションセンターでの処理だけではダメで、大使館本館に行って領事部職員による面接を通過して、ようやく発給されていました。

リエントリーパーミットを持たずにコルカタやデリーから入国後、バラナシ、スノウリ経由の陸路でネパールに入ると、折り返してインドに戻る時に国境でトラブル発生となり、審査官にワイロを払って何とか入国したケースや、最悪カトマンドゥに戻り航空券を買い直して帰国せざるを得なくなった人もいました。バックパッカーはもちろん、諸外国や航空会社からの抗議も非常に多かった模様で、インド政府はほとんどの国からの旅行者について2年ぶりに規制を撤廃、マルチプルエントリービザは有効期間中、何回でも自由に出入国できることになりました。

ただし、中国国籍者については今回の規制緩和の対象外となります。国務院外交部(日本の外務省に相当)が新たなデザインで発行した護照(パスポート)で、中国とインドの国境紛争地域をすべて中国領と表現する地図を掲載したためインド政府関係者が激怒。逆に紛争地域をすべてインド領とした地図を付けたビザシールを発給したといいますが、この影響がどうやら悪い方向に出てしまったようです。

また中国国際航空(CA=CCA)日本支社によりますと、中国の各都市発の航空便でデリー・インディラガンジー空港に到着した後、カトマンドゥ行きの飛行機に乗り継ぎがある方は、国籍に関係なくチェックインの時にインドビザがないと搭乗拒否するとのこと。同日乗り継ぎであっても否応なしです。

日本国籍者であればデリー到着後のビザオンアライバル(US$60+写真1枚)でもOKなのですが、中国国籍者がビザを要求されているため、指示に従わなければなりません。インドには観光ビザとは別にトランジットビザ(有効期間15日)の制度がありますが、これが徹底されたという訳です。現地での乗り継ぎの際にも一旦荷物を引き取った上で再度チェックインさせられるようになったといいます。

もっとも日本人の場合、カトマンドゥへはバンコク乗り継ぎのタイ国際航空(TG=THA)やネパール航空(RA=RNA)、あるいはクアラルンプール乗り継ぎのAirAsiaX(D7=XAX)で入られる方が多いのですが、満席が続いて上海や北京経由でデリーまでの航空券しか手に入らないとなった時には、注意が必要です。

2012年7月11日水曜日

まさに予想外!! ANAデリー就航決定!!

ANA(NH)は10月28日からの冬スケジュールで、成田~デリー・インディラガンジー線に就航すると発表しました。同時に正式発表された成田~ヤンゴン線全席ビジネスクラス運航は昨年からのミャンマーの改革政策進行により既定路線となっていましたが、デリーへの新規就航、しかも毎日1便でというのはまさに予想外でした。

《成田発10月28日、デリー発10月29日から有効》
NH917 NRT1720~DEL0020+1 DAILY
NH918 DEL0125~NRT1250 DAILY

(機材はB763ER ビジネスクラス35席、エコノミークラス167席)

ANAが1月17日付でプレスリリースした2012年度ANAグループ航空輸送事業計画や、その後の2月にまとめた2012~13年度経営戦略には、成田~デリー線の開設という文言は一言も出てきませんでした。4月に伊東信一郎社長兼CEOがヤンゴン線開設を表明したときも、その後のデリーという展開には触れられず。ということは、4月以降にANAの戦略判断が変わったと見なければなりません。

ANAでは2007年9月、全席をビジネスクラスとして離陸重量を減らし航続距離を伸ばした「B737-700ER」を使って成田~ムンバイ線に就航、以来5年に渡る実績を積み重ねてきました。この経験から、当初はビジネスクラスで収益の見込める客層の直行需要を見た後、ある程度の時期を経てからエコノミークラスのサービスを始める、即ち2段階での事業拡大という、ANAならではの成長戦略のモデルができたといえます。

今回、ムンバイ線で使っていたB737ERをヤンゴン線に回すにあたり、BRICSの一翼として更なる成長の見込めるインド路線を撤退することは許されないと判断。成田~デリー線で先行する日本航空(JL)が先に毎日運航への増強を発表し、エアインディア(AI)も会社的に苦しいにもかかわらずバンコク経由を直行に切り替えたり増便したりなど東京線を重視する政策を取る中で、ANAも乗り遅れまいとするべく新規参入を決めたのです。

ただ、ムンバイ線は来年3月出発分までの航空券が既に販売されていること、またANAが目指している中長距離アジア路線充実の観点からも、直ちに運休とはならない見込み。B737ERに代わる機材として、将来的にはB763ないしB788が投入される可能性が高いと見られています。

運航継続
NH943 NRT1235~BOM1840 DAILY
NH944 BOM1950~NRT0835+1 DAILY

(機材はB737ER ビジネスクラス24席、エコノミークラス24席)

2012年6月14日木曜日

AIより先にJALが成田~デリー毎日運航

日本航空(JL)は10月28日からの冬スケジュールで、成田~デリー線を現行の週5便から増発して毎日1便運航にすることを決定しました。当初はB788の受領スケジュールに合わせて12月からのデイリー化を予定していましたが、約1カ月繰り上がります。

《10月28日から有効》
JL749 NRT1150~DEL1820 DAILY
JL740 DEL2020~NRT0720+1 DAILY

(機材はB772ER エグゼクティブクラスSEASONS=ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミー40席、エコノミークラス149席
    11月中の月・火・木・土曜日はB788 SEASONS42席、エコノミークラス144席)

エアインディア(AI)は昨年10月に予定していた毎日運航化を見送り、現在は週5便で運航しています。しかし、スターアライアンスへの加盟を保留にされた後の経営悪化に伴う乗務員のストライキなど、不安要因を抱えたままで何とか東京線の運航を維持している状況。その分の需要が、もう一つの直行運航キャリアであるJALに流れているとして、機材の大型化と増便に踏み切るものです。

一方で、JALはB788の納機が順次行われていますが、12月から運航する成田~サンディエゴ(アメリカ)線に使用する機材が予定よりも早く引き渡せるとメーカーのボーイングから通報があったため、習熟を兼ねてデリー線への投入を行います。12月以降は、B788が所定の成田~サンディエゴ線に配備され、デリー線は全便B772ERでの運航になります。

2012年2月8日水曜日

AirAsiaX羽田線デイリー運航決定

 AirAsiaX(D7)は、羽田~KLIA線を現行の週3便から増便することを決定して発表、増便分の航空券販売を開始しました。

《3月23日から有効》
D7522 KUL1440~HND2230 木・金曜を除く週5便運航
D7525 HND0130~KUL0755 金・土曜を除く週5便運航

《6月22日から有効》
D7522 KUL1440~HND2230 DAILY
D7525 HND0130~KUL0755 DAILY

(機材はエアバス333 プレミアムシート=ビジネスクラス12席、レギュラーシート=エコノミークラス365席)

AirAsiaXは北東アジアと東南アジアを結ぶ幹線輸送の強化に見合う増便を進める意思を表明していますが(前記事「AirAsiaX、欧州から撤退へ」参照)、その第1弾としてマレーシア航空(MH)の羽田~コタキナバル線が廃止になったことで空いた東京・羽田空港の早朝深夜発着枠を追加獲得しようと動きました(前記事「AirAsiaX羽田線、デイリー運航へ可能性」参照)
この動きに対しマレーシア航空はLAX路線の経由地変更の兼ね合いもあって引き続き成田国際空港をベースに東京路線を運営していく方針を固め(前記事「マレーシア航空の成田経由LAX便が復活」参照)、羽田深夜枠をAirAsiaXに譲り渡す形となりました。この結果、AirAsiaXにとって悲願だった羽田線の毎日運航が来年の発着回数増加を待たず、前倒しで実現しました。

AirAsiaXでは成田国際空港をハブとする予定のエアアジアジャパン(JW)との兼ね合いを見つつも、AirAsia本体(AK)、ジャパン両社の域内ネットワークを結ぶパイプとしての役割を期待すると見ています。HPでは、ASEAN域内各就航都市への乗り継ぎプロモーション運賃も発表されており、シンガポールで最安11,900円、バンコク、ジャカルタで片道最安14,900円。最も遠いインドのチェンナイまで18,900円という値段が出ています。

2012年2月3日金曜日

インド系キャリアはアライアンスから嫌われる!?

キングフィッシャー航空(IT=KFR、インド・ムンバイ)は3日、2月10日付で認められる予定だった国際航空アライアンス「ワンワールド」への加盟が無期限延期になると発表しました。インドの航空大手ではエアインディア(AI=AIC)がスターアライアンス加盟を見送られたのに続く延期決定で、インドはもちろん、パキスタンやバングラデシュといった南アジア諸国のキャリアがアライアンス化の流れから取り残されるという、悪い傾向になりそうです。

キングフィッシャーは2005年の創業。わずか6年で国営フラッグキャリアのエアインディアやジェットエアウェイズ(9W=JAI)と肩を並べる規模に急成長し、バンコク・スワンナプーム空港にもデリー、ムンバイ、コルカタのインド3大都市から毎日乗り入れています。ところが、ワンワールド加盟の準備が本格化した昨年夏頃から財務状況が悪化。格安部門「キングフィッシャーレッド」を縮小し本格航空会社としての価値を高めようとしたところ、別の格安キャリアであるエアインディアエクスプレス(IX=AXB)やIndigo(6E=IGO)が攻勢をかけて激しい価格競争に巻き込まれました。本格航空会社に専念するということは、運航コストの上昇を招くことになり、キングフィッシャーはそのしわ寄せを従業員に押し付けるという悪循環に陥りました。

11月には給与の遅配を出し、それが原因で従業員の大量退社が起こります。運航人員が不足したためインド国内線の一部で欠航が発生、その際に証券取引所への適時開示をせずに「機材運用の再編」と嘘の説明をしました。一方で裏では整備に入る予定だったリース機材の契約更新が認められず強制返却、保有フリートが縮小するといった事態になっていました。

1月に入ると、IATA(国際航空運送協会)クリアリングセンターへの支払いも滞るようになったといいますが、この事実を会社側は「技術的な問題」とだけ説明。ワンワールド幹事社の一つでキングフィッシャーとコードシェアを組んでいるブリティッシュエアウェイズ(BA=BAW)の持株会社「インターナショナルエアラインズグループ」(IAG、イギリス・ロンドン)を激怒させる結果になります。IATAクリアリングセンターへの支払いが滞ってクリアリングが一部でも停止すると、航空会社にとって日本の銀行取引停止処分と同じ意味を持ちます。過去には経営破綻の原因になったこともあるだけに(前記事「遠東航空が全路線運航停止」参照)、ワンワールド側の対応は急速に冷ややかな方向へと変わっていきました。

折からアメリカン航空(AA=AAR)の持株会社「AMR」のチャプター11申請や、マレブハンガリー(MA=MAH)の運航停止などワンワールドを取り巻く状況は厳しさを増しており、このままキングフィッシャーを加盟させてもアライアンスとして支えきれないと判断。2月10日の加盟まであと1週間のところで加盟延期が決定、まさにドタキャンとなってしまいました。

昨年夏にはエアインディアが4年越しの準備を進めていたスターアライアンスから「保留」という形で加盟を見送られてしまい、今回のキングフィッシャーのドタキャンで、インド系キャリアとしてアライアンス加盟を目指した2社が共に加盟できないという事態になりました。ワンワールドではAAとIAGが

「財務上の問題が解決した後に加盟手続きをやり直す」

と発表。キングフィッシャーが再建を実現して、加盟交渉のテーブルに再びつけるようになるには、時間がかかるとみられます。

ビーマンバングラデシュ(BG=BBC)やパキスタン航空(PK=PIA)、ネパール航空(RA=RNA)といったインド周辺国のキャリアもアライアンス加盟にはまだまだ長い道のりを経る必要があり、南アジアの航空会社は軒並みアライアンス化の流れから取り残されそうです。

2011年7月20日水曜日

エアインディア成田線、待望のデイリー運航に

 エアインディア(AI)は10月29日からの冬スケジュールで、成田~デリー線を現在の週4便から毎日1便に増強すると発表しました。エアインディアは東京就航56年目で初のデイリー運航を実現、悲願のスターアライアンス加盟に向け大きな弾みとなります。

《デリー発10月28日、成田発10月29日から有効》
 AI307 NRT1130~DEL1800 DAILY
 AI306 DEL2110~NRT0800+1 DAILY

(機材はB772LR ファーストクラス8席、ビジネスクラス35席、エコノミークラス195席)

 エアインディアは2007年10月、それまでバンコク経由便だった成田~デリー線を直行便に切り替えました。ANA(NH)が長距離用に改造したB737ERで成田~ムンバイ線を運航し、日本航空(JL)も成田~デリー便を増便したのに対し、エアインディアは成田発着枠の絡みで増便ができませんでした。今回、成田空港の発着可能回数増加による新規発着枠割り当てを受け、待望の直行便デイリー運航が可能となります。

 当初は今年7月からの実施も予定されていましたが、3.11東日本大震災による日本の混乱、景気後退で延期され、混乱収拾にある程度のメドが立ったとして10月から実施すると会社側は決断しました。

 インド方面へ向かうバックパッカーの激増が見込まれますが、願わくば、バンコク経由便がある時代にデイリー運航してほしかった…

2010年12月16日木曜日

アシアナ航空便のチェックイン締切時間が繰り上がる

アシアナ航空(OZ=AAR)は12月1日から、国際線のチェックイン終了時間を繰り上げました。これまでは最高で出発の30分前まで受け付けることもありましたが、今後は10分繰り上がって40分前までのチェックインが必要となります。すべてのクラスが対象で、事前にWebで座席指定済みの場合でも40分前までに手荷物の預け入れが必要です。

ただし、次に挙げる空港では50分前までのチェックインを求められます。

ソウル・仁川空港(韓国)
バンコク・スワンナプーム空港(タイ)
マニラ・ニノイアキノ空港(フィリピン)
デリー・インディラガンジー空港(インド)
シドニー・キングスフォード空港(オーストラリア)

また、北米大陸内の就航都市(ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル)では保安体制が特に厳しいことに加え、チェックインと出国審査の業務が同時に行われるため、チェックイン締切時間がさらに繰り上げられて60分前までとなります。

スワンナプーム空港ではチェックインカウンターから搭乗ゲートまで距離があり、40分前では出国審査場の混雑や搭乗口直前での手荷物検査まで歩く時間などで最悪ドアクローズに間に合わないことがあるための措置です。スワンナプーム空港の場合、ほとんどの航空会社は60分前までのチェックインを求めており、アシアナ航空は他社より10分の余裕がありますが、空港までエアポートリンクで行くとしても、遅くて出発の2時間前までにはパヤタイ駅から電車に乗りたいところです。

アシアナ航空が筆頭株主になっていて、コードシェア運航を行っている関連会社のエアプサン(BX)も同様の措置が取られます。

2010年10月13日水曜日

バンコクからAirAsiaでインドへ行ける日

 タイエアアジア(FD)は、12月1日からバンコクとインドの2大都市(デリー、コルカタ)を結ぶ路線に就航すると発表、航空券の販売を開始しました。既にAirAsia本体(AK)がクアラルンプール・KLIA空港からのインド路線を多数持っていますが、バンコク・スワンナプーム空港からというもうひとつの選択肢が増えることで旅行者のみならず、日本からバンコク経由というルートを取る機会が多いビジネスマンにとってもインドがより身近になります。

《12月1日から有効》
 FD3782 BKK1025~CCU1145 DAILY
 FD3783 CCU1220~BKK1640 DAILY

 FD3796 BKK1940~DEL2240 DAILY
 FD3797 DEL2330~BKK0515+1 DAILY

(機材はエアバス320 エコノミークラスのみ180席)

 特にバンコク~コルカタ線では、時刻、運賃とも先に就航しているエアインディアエクスプレス(IX)(前記事「あのロイヤルブータンはもはや安くない」参照)を意識して設定。10月17日までの予約では、バンコク発片道わずか290Bt.という超破格値が提供されています。コルカタ発片道はバンコク発に比べれば高いものの、バンコクからコルカタまで3,000Bt.を切る運賃で往復できるとなればバックパッカーには大きな魅力です。

2009年9月24日木曜日

AI/TG提携航空券、年内終了か

 2006年10月のエアインディア(AI)バンコク~東京線廃止後も、タイ国際航空(TG)と提携して販売されていた格安航空券が、いよいよ終焉の時を迎えそうです。

 バンコクの旅行代理店「プログラムD」(クロントイ区)は、9月17日にHPを緊急更新して1年オープン往復の販売が取りやめになったと通告。3ヶ月オープン往復(前記事「今こそAI/TG提携航空券を見直す時」参照)も今年12月31日までの旅程完結を条件に販売しているとのことです。
 ニュー東洋トラベル(バンラック区)では9月30日バンコク出発分までで販売を打ち切るとのこと。

 エアインディアはスターアライアンスへの加盟準備が最終段階に入った模様で、正式な加盟時期が決まればこのような航空券は売れなくなってしまうかもしれません。

2009年9月7日月曜日

今こそAI/TG提携航空券を見直す時!?

 インド政府が、燃料費や景気悪化などの影響で経営悪化しているエアインディア(AI/IC)を公的資金で救済する意向を固めたと、インドの複数の新聞が報じました。
 注入額は最大500億ルピーに達し、累積債務(720億ルピー=15億US$)の3分の2を返済できる計算になります。

 エアインディアは2007年、インディアン航空を吸収合併し国営一元化を図りますが、ジェットエアウェイズ(9W)やキングフィッシャーエアラインズ(IT)といった民間との競争に晒され、さらに世界同時不況の影響をもろに受け、経営が著しく悪化しています。
 1950年代から運航を続けてきたバンコク経由の東京便からは2007年10月で撤退(前記事「エアインディアもバンコク~東京間廃止」参照)し、現在はバンコクからデリー経由でムンバイを結ぶ旧AI運航便と、ムンバイ、ベンガルール、チェンナイに直行する旧IC運航便があるほか、コルカタ便を格安子会社のエアインディアエクスプレス(IX)に譲っています。

 一方で、バンコク~東京便廃止後はタイ国際航空(TG)と提携し、TG便を利用できる格安航空券を発売していますが、FIXオープンながらも1年という長期間有効の激安航空券を出してきたデルタ航空(NW=旧ノースウエスト)、ユナイテッド航空(UA)の米系2社に押され、売り上げが激減しています。

TG640 BKK2210~NRT0620+1 DAILY
TG643 NRT1000~BKK1430 木・土を除く週5便
TG641 NRT1100~BKK1530 DAILYだがAI発券航空券では木・土のみ利用可

 AI自社便が運航していた時、バックパッカーに支持されていた4ヶ月オープンにはかないませんが、それでも3ヶ月オープン往復が登場し、使いやすくなりました。TGでは同種の航空券が空港でも購入できますが(前記事「空港で当日格安航空券が買える」参照)、1ヶ月と期間が短く(前記事「タイの航空会社、今が正念場」参照)、しかもFIXなので、日本でのアルバイト次第で出発時期が変わりそうなバックパッカーには有利でしょう。
 カオサンでは19,500Bt.前後で販売されています(追加燃料費はTGのそれに準じます)。一時帰国されるあなた、このチャンスを見逃さない手はないでしょう。

2008年11月4日火曜日

インドビザ申請の手筈が変わった

 在バンコクインドビザアプリケーションセンター(バンコク首都圏ワッタナ区)は、これまで申請段階で一旦返却していた外国人通過旅客のパスポートを、申請時に預かるサービスを導入しました。

 申請のとき、書類が受理されるとパスポートを預けるか、それとも返却するかを聞いてきます。審査中に在バンコクバングラデシュ大使館やネパール大使館でビザの申請をするなら、返却を受けなければいけません。そうでなければ、預けてしまったほうが無難です。受け取り日の朝、早起きしてパスポートを提出に来る必要がなくなり、安心して活動できます。

 料金は変わりません。詳しい手筈は前記事「インドビザ取得のすべて」を参照してください。

2008年7月19日土曜日

インドビザ取得のすべて【バンコク2008年7月版】

 在バンコクインド大使館本館に代わってビザの申請と引渡しを行う「アプリケーションセンター」が動き出して、9ヶ月が過ぎました。センターを経由するビザ申請と発給の状況も安定し、日本人は規定の書式と方法さえ揃えば従来通り、6ヶ月のマルチプルエントリービザがほぼ無条件で下りてくるようになっています。

《申請料》

 表の料金は在留期間が6ヶ月までのビザに適用されます。もっと長い期間のビザを希望するときは料金が変わりますので、こちらを参照してください。


国籍ツーリストビザ料金ビジネスビザ料金
標準料金2,1003,700
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)
モンゴル
アフガニスタン
モルジブ
モーリシャス
南アフリカ共和国
ジャマイカ
アルゼンチン
ウルグアイ
400400
日本760760
タイ1,7002,000
アメリカ3,1004,700

 これに、業務を請け負う「VFSタイランド」社の請負手数料450Bt.と、それに対する消費税(32Bt.)を乗せる。現金支払いの場合は、銀行小切手作成手数料(35Bt.)も必要。

《必要な書類》
(すべての種類に必要)
 ・パスポート原本
 ・申請書1枚(Webでダウンロード可。センター窓口にもあります)
 ・本国への問い合わせ調書1枚(Webでダウンロード可。センター窓口にも用意してあります。タイ国籍者は不要。バングラデシュ、スリランカ国籍者はそれぞれに特別な書式があり、これはセンター窓口にしかないので間違えないこと)
 ・写真2枚
 ・パスポートのコピー2枚

 現地採用、駐在員などタイ国内で働いている人は、以下の書類が揃いますと通過旅客手数料400Bt.が免除されます。

就労許可証(ワークパーミット)原本と全ページのコピー
 (コピーは返却しない)

パスポートの査証欄全ページのコピー
 (過去3年間のノンイミグラントBビザ延長記録が証明できる分。途中でパスポートの切り替えがある場合は古いパスポートの分も必要)


(ビジネスビザの人のみ必要)
 ・現所属会社の推薦状(英語、会社のレターヘッド使用のこと。毎月の給料額が入っているとベスト)
 ・受け入れ先の推薦状

《手続きの流れ》
 まず、事前に宿泊先最寄りの銀行で支払小切手を作ってもらいますあて先は「EMBASSY OF INDIA, BANGKOK」。金額は、上表にある大使館規定のビザ代とすること。サービスチャージまで含めてはいけません。手数料20Bt.でできます。
 これが面倒臭いという人が非常に多いのです。董事長ふくちゃんの調べによりますと、個人申請者のほぼ全員代行屋も80%以上がアプリケーションセンターの中で小切手を作っています。センター内での小切手作成は1人あたりの処理時間を延ばす原因になります。1人でも早く回転させるため、事前の小切手作成に協力をお願いしたいと、センターの担当者は述べています。
 センターのあるグラスハウスビルには、UOBタイランド銀行とタナチャート銀行が入っていますので、最悪の場合はこのどちらかで手続きをしてください。

 平日の午前8時30分から午後3時(昼休みなし)までにアプリケーションセンターを訪れ、受付番号を得ます。
  自分の番が来たら、まず書類を提出します。書類の確認の後、ビザ代金を銀行小切手で用意してきたならそれを提出。もし支払小切手の作成を忘れた場合など、 現金支払いを希望する時は、7
番カウンターに移動して銀行小切手を作成してもらいます。ビザ代に手数料35Bt.(パスポート1冊につき)を乗せた金額を支払います。
 支払小切手ができたら、書類を出したカウンターに戻って小切手を提出。そして、利用手数料482Bt.を現金で支払います。釣り銭のないように。
 ビザ代の小切手、利用手数料、書類の3つが揃って、初めて受理となり、パスポートと受領書が返却されます。あとは、受領書で指示された日に再度アプリケーションセンターを訪れます。

 申請日から数えて4営業日後の、8時30分から10時までにパスポートと受領書を提出します。提出すると大使館に転送して発給処理が行われます。
 ランチタイムはどこかで暇をつぶし、午後4時に三たびアプリケーションセンターへ行って、ようやくビザがシールされたパスポートを受け取れるのです。

(アプリケーションセンターへの行き方)
 BTSスクンビット線アソーク駅東口徒歩5分。MRTブルーラインスクンビット駅なら2番出口から徒歩4分。バスならアソーク交差点を過ぎてすぐの「ジャスミンシティ」前で降りて隣のビル(徒歩1分)。
 スクンビット通りソイ25の入口にある「グラスハウスビル」の15階。

【特殊な申請1:本国申請が必要な国】
 以下の国籍者は、ワークパーミット(就労許可証)ないしはレジデンスパーミット(居住許可)を得てタイに居住している方でないとバンコクでのビザ申請はできず、本国に一旦帰国してビザを取得する必要があります。

・アフガニスタン
・パキスタン
・バングラデシュ
・スリランカ
・フィリピン
・ウズベキスタン
・チェコ
・スロバキア

 チェコ、スロバキア国籍者は、パーミット発給後最低1年以上の更新歴も必要。

 特に、フィリピンで女遊びにハマっている男性の方は気をつけないといけません。
 日本の国籍法では、母方が外国人、かつ両親が結婚していない場合、父方の日本人が認知しただけでは、子供さんは日本国籍を得ることができないという状況が長年続きました(前記事「国際結婚カップルの子供を作るときは」参照)。 この状態でフィリピン人の風俗嬢を妊娠させると、生まれてくる子供さんの国籍は母親の国籍であるフィリピンが優先されます。子供さんがフィリピン国籍を持っています と、親子でインドに行こうという際に、バンコクで親子2人分のビザを申請しようとしても、上記制限に当てはまってしまうので子供さんのビザ申請が不受理になります。インド大使館に行くためだけに、マニラへ寄り道しなければならなくなってしまいます。

【特殊な申請2:マルチプルビザの転記】
 バンコクでは、マルチビザ取得後にパスポートの余白がなくなって更新した場合を想定して、現在お持ちのビザを新しいパスポートに転記するサービスをしています。ただし、日本国籍者は古いパスポートのビザをキャンセルして、新しく取り直したほうが有利です。

(必要な書類)
 ・新旧両方のパスポート原本
 ・新旧両方のパスポートの個人情報のコピー
 ・古いパスポートのビザ部分のコピー
 ・申請書1枚(通常と同じ)
 ・問い合わせ調書1枚(通常と同じ)
 ・写真1枚

(料金)在バンコクインドビザアプリケーションセンターで発給されたビザを転記する場合は300Bt.
   バンコク以外の場所で発給されたビザを転記するなら通過旅客手数料がかかって700Bt.
  アメリカ国籍者は、元のビザの発給地に関係なく1,700Bt.。

【特殊な申請3:面談が必要な場合】
 希望する在留資格が就労(Employment)、留学(Student)、ジャーナリスト(Journalist)の場合は、在バンコクインド大使館領事部の書記官による面談を受ける必要があります面談はアプリケーションセンターからの指示に従って、午前9時から正午までの間に行われますので、該当する方は必ず午前中、できれば10時までにセンターに到着してください。

【特殊な申請4:外交・公用旅券の場合は】
 アプリケーションセンターで扱うのは一般旅券へのビザ申請のみです。外交・公用・国連職員旅券については、平日の9時から11時の間に、大使館本館領事部に直接持ち込みます
 日本人ですと、赴任中の青年海外協力隊員が「任国外旅行」でインドに行くときが該当します。協力隊員は公用旅券(緑色)を持って日本を出ますので、覚えておかないといけません。
(大使館への行き方)

 BTSスクンビット線アソーク駅東口徒歩10分、MRTブルーラインスクンビット駅1番出口徒歩7分。アソークモントリ通りからソイカウボーイを抜けて左へ進み、シーナカリン・ウィロート大学本校キャンパスの手前。
 運河ボートなら、アソーク・ペッブリ桟橋(MRTペッブリ駅前)かプラサンミット桟橋で降り、シーナカリン大キャンパス内を突き抜けてソイ23に出る。

2008年6月20日金曜日

エアインディアバンコク支店、移転

 エアインディア(AI)が昨年10月、インディアン航空(IC)と合併したことにより、両社の事務所が並存する都市では、統合が行われています。バンコクもそのうちの一つ。BTSナナ駅近くにあったエアインディアの事務所が閉鎖され、シーロムの旧インディアン航空バンコク事務所に統合されています。

 エアインディアの新事務所は、ANA(NH)やトルコ航空(TK)が入る、CPタワーの3階。パッポン通りの真向かいで、すぐわかります。

3rd Floor C.P.Tower
313 Silom Road
Silom Bang Rak
BANGKOK 10500

TEL +66-2231-0555

2008年4月8日火曜日

ジェットエアウェイズとANAが提携

 ANA(NH)とジェットエアウェイズ(9W、インド国籍)は、5月21日からマイレージ提携を開始するとともに、成田~ムンバイ線でコードシェア運航を行うと発表しました。

 バンコク・スワンナプン空港からはコルカタとデリーへ毎日1便ずつを飛ばしており(前記事「ジェットエアウェイズ、バンコクに就航」参照)、日本人もバックパッカーからビジネスマンまで幅広い層に搭乗する機会があります。このときに、ANAマイレージクラブEdyカードを提示すればマイルの積算対象となるので、利便性が増します。ドゥルクエア(KB、別名ロイヤルブータン航空)や、エアインディアエクスプレス(IX)ではこうはいきません。

 ただし、インドの航空会社では国際線最大手のエアインディア(AI)が現在、ANAと同じスターアライアンスへの加盟を準備しており(2007年12月14日社長会承認済み)、正式に加盟となった時点で見直される可能性も否定できません。マイルを獲得するなら、今のうちかも!?

2008年1月22日火曜日

あのロイヤルブータンはもはや安くない!

 バンコクからインドへ向かうバックパッカーの需要を吸収していたドゥルクエア(KB、別名ロイヤルブータン航空)が、新たなライバルの登場で大苦戦しているとの情報をつかみました。
 そのライバルとは、エアインディア(AI)の格安子会社、エアインディアエクスプレス(IX)。ビジネスクラスサービスを廃止したり、インターネットでの直接予約に破格の料金を出したりしながらも、親会社エアインディアのサービス精神をしっかり受け継いでいます。
 当面は週3便で、好評なら毎日1便への拡張を予定しています。

IX921 BKK1210~CCU1315 Sun, Tue, Thu
IX922 CCU0710~BKK1115 Sun, Tue, Thu

(機材はB738 エコノミークラスのみ180席)

 カオサンの代理店でも予約が可能で、バンコク発コルカタ行きの片道相場運賃は5,000Bt.(16,000円)前後。ドゥルクエアよりも1,000Bt.以上安く、早くも大ヒットしています。

2007年10月27日土曜日

インドビザ情報2007年10月版 【バンコクで取る】

 前記事「在バンコクインド大使館領事部、民間委託へ」で取り上げた通り、今日からインド大使館に代わってビザの申請と引渡しを行う「アプリケーションセンター」が始動しました。アプリケーションセンターが設置されるのは、在北京大使館(中国)、在パリ大使館(フランス)に続き3都市目だそうです。これを機に、少し変わったインドビザの取得方法を整理してみます。
 新制度では、請負手数料が登場して大幅な値上げになってしまいました。この手数料を回避したいなら、在チェンマイインド総領事部か、在ビエンチャン大使館(ラオス)に行かなければならなくなります。インドシナ半島周遊を考えていて、滞在先で余裕が取れるなら、そっちで手続きをするのも一つの選択肢です。

(申請料)


国籍ツーリストビザ料金
ビジネスビザ料金
標準料金
2,100
2,400
南アフリカ共和国
400
400
日本
760
760
タイ
1,700
2,000
アメリカ
3,100
3,400

 これに、業務を請け負う「VFSタイランド」社の請負手数料450Bt.と、それに対する消費税(32Bt.)を乗せる。現金支払いの場合は、銀行小切手作成手数料(35Bt.)も必要。

《必要な書類》

(すべての種類に必要)
 ・パスポート原本
 ・申請書1枚(Webでダウンロード可。アプリケーションセンターにもあります)
 ・本国への問い合わせ調書1枚(アプリケーションセンターに用意してあります。タイ国籍者は不要。バングラデシュ、スリランカ国籍者はそれぞれに特別な書式があるので間違えないこと)
 ・写真2枚
 ・パスポートのコピー2枚

 現地採用、駐在員などタイ国内で働いている人は、以下の書類が揃いますと通過旅客手数料400Bt.が免除されます。

就労許可証(ワークパーミット)原本と全ページのコピー (コピーは返却しない)
パスポートの査証欄全ページのコピー (過去3年間のノンイミグラントBビザ延長記録が証明できる分。途中でパスポートの切り替えがある場合は古いパスポートの分も必要)

(ビジネスビザの人のみ必要)
 ・現所属会社の推薦状(英語、会社のレターヘッド使用のこと。毎月の給料額が入っているとベスト)
 ・受け入れ先の推薦状

《手続きの流れ》
 まず、事前に宿泊先最寄りの銀行で支払小切手を作ってもらいますあて先は「EMBASSY OF INDIA, BANGKOK」。金額は、上表にある大使館規定のビザ代とすること。サービスチャージまで含めてはいけません。手数料20Bt.でできます。
 これが面倒臭いという人が非常に多いのです。管理者ふくちゃんの10月30日時点での調べによりますと、個人申請者のほぼ全員代行屋も80%以上がアプリケーションセンターの中で小切手を作っています。センター内での小切手作成は1人あたりの処理時間を延ばす原因になります。1人でも早く回転させるため、事前の小切手作成に協力をお願いしたいと、センターの担当者は述べています。
 センターのあるグラスハウスビルには、UOBタイランド銀行とタナチャート銀行が入っていますので、最悪の場合はこのどちらかで手続きをしてください。

 平日の午前8時30分から午後3時(昼休みなし)までにアプリケーションセンターを訪れ、受付番号を得ます。
 自分の番が来たら、まず書類を提出します。書類の確認の後、ビザ代金を銀行小切手で用意してきたならそれを提出。もし送金小切手の作成を忘れた場合など、現金支払いを希望する場合は、7番カウンターに移動して銀行小切手を作成してもらいます。ビザ代に手数料35Bt.(パスポート1冊につき)を乗せた金額を支払います。
 銀行小切手ができたら、書類を出したカウンターに戻って小切手を提出。そして、利用手数料482Bt.を現金で支払います。釣り銭のないように。
 ビザ代の小切手、利用手数料、書類の3つが揃って、初めて受理となり、パスポートと受領書が返却されます。あとは、受領書で指示された日に再度アプリケーションセンターを訪れます。

 申請日から数えて4営業日後の、8時30分から10時までにパスポートと受領書を提出します。提出すると大使館に転送して発給処理が行われます。
 ランチタイムはどこかで暇をつぶし、午後3時~4時30分に三たびアプリケーションセンターへ行って、ようやくビザがシールされたパスポートを受け取れるのです。

(アプリケーションセンターへの行き方)
 BTSスクンビット線アソーク駅東口徒歩5分。MRTブルーラインスクンビット駅なら2番出口から徒歩4分。バスならアソーク交差点を過ぎてすぐの「ジャスミンシティ」前で降りて隣のビル(徒歩1分)。
 スクンビット通りソイ25の入口にある「グラスハウスビル」の15階。

【特殊な申請1:本国申請が必要な国】
 以下の国籍者は、ワークパーミット(就労許可証)ないしはレジデンスパーミット(居住許可)を得てタイに居住している方でないとバンコクでのビザ申請はできず、本国に一旦帰国してビザを取得する必要があります。

・アフガニスタン
・パキスタン
・バングラデシュ
・スリランカ
・フィリピン
・ウズベキスタン
・チェコ
・スロバキア

 チェコ、スロバキア国籍者は、パーミット発給後最低1年以上の更新歴も必要。

 特に、フィリピンで女遊びにハマっている男性の方は気をつけないといけません。
 日本の国籍法では、母方が外国人、かつ両親が結婚していない場合、父方の日本人が認知しただけでは、子供さんは日本国籍を得ることができないという状況が長年続きました(前記事「国際結婚カップルの子供を作るときは」参照)。 この状態でフィリピン人の風俗嬢を妊娠させると、生まれてくる子供さんの国籍は母親の国籍であるフィリピンが優先されます。子供さんがフィリピン国籍を持っています と、親子でインドに行こうという際に、バンコクで親子2人分のビザを申請しようとしても、上記制限に当てはまってしまうので子供さんのビザ申請が不受理になります。インド大使館に行くためだけに、マニラへ寄り道しなければならなくなってしまいます。

【特殊な申請2:マルチプルビザの転記】
 バンコクでは、マルチビザ取得後にパスポートの余白がなくなって更新した場合を想定して、現在お持ちのビザを新しいパスポートに転記するサービスをしています。ただし、日本国籍者は古いパスポートのビザをキャンセルして、新しく取り直したほうが有利です。

(必要な書類)
 ・新旧両方のパスポート原本
 ・新旧両方のパスポートの個人情報のコピー
 ・古いパスポートのビザ部分のコピー
 ・申請書1枚(通常と同じ)
 ・問い合わせ調書1枚(通常と同じ)
 ・写真1枚
(料金) アメリカ国籍者のみ1,700Bt.。それ以外は国籍に関係なく一律700Bt.。

【特殊な申請3:外交・公用旅券の場合は】
 アプリケーションセンターで扱うのは一般旅券へのビザ申請のみです。外交・公用・国連職員旅券については、平日の9時から11時の間に、従来通り大使館領事部に直接持ち込みます

(大使館への行き方)

 BTSスクンビット線アソーク駅東口徒歩10分、MRTブルーラインスクンビット駅1番出口徒歩7分。アソークモントリ通りからソイカウボーイを抜けて左へ進み、シーナカリン・ウィロート大学本校キャンパスの手前。
 運河ボートなら、アソーク・ペッブリ桟橋(MRTペッブリ駅前)かプラサンミット桟橋で降り、シーナカリン大キャンパス内を突き抜けてソイ23に出る。

2007年10月24日水曜日

在バンコクインド大使館領事部、民間委託へ

 在バンコクインド大使館(バンコク首都圏ワッタナ区)は、明日25日からタイ人と外国人に対するビザ発給の申請受付と、受領手続きを民間に委託することになりました。場所も変わりますので、注意が必要です。

 業務を受託する「VFSタイランド」社は、受付の拠点となる「India VISA Application Center」を、大使館本館のあるスクンビット通りソイ23から1本東に行ったソイ25の入口にある「グラスハウスビル」の15階に新設。このビルの1階には銀行が2行(UOB、バンクタイ)あり、スカンジナビア航空(SK)のバンコク事務所も入っています。

 注目の営業時間は、大幅に拡大される予定。申請は月曜~金曜日(タイの祝日は原則営業。逆にインドの祝日は休み)の8:30から15時までと発表されており、事実ならこれまでできなかった午後のビザ申請ができるようになります。
 受け取りは、従来通り15時から16時30分まで。

 ただし、アプリケーションセンターで取り扱うのは一般旅券へのビザ発給に限られます。外交、公用、国連機関発行のパスポートについては、従来通り大使館領事部で9時から11時まで受け付けます。

#1503 Glas Haus Building
1 Soi 25
Sukhumvit Road
Klongtoinua Wattana
BANGKOK 10110

TEL +66-2665-2968

2007年3月12日月曜日

インドビザ情報2007年版

 インドへ行くには、原則すべての国籍者に対して事前のビザ取得が必要です。ビザオンアライバルは一切認められていません。ですから、日本でやるにせよ、タイでやるにせよ、早めのビザ準備が不可欠なことに変わりはありません。その手法は以前にも書きました(前記事「インドビザ情報」参照)が、最新のものを改めて紹介します。
 どこで取得した場合でも、トランジットビザは2週間有効。観光ビザは、日本パスポート所持者に発行されるのは発行日から6ヶ月有効のマルチプルエントリーが原則。第三国国籍の場合、期間(1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月)と入国回数(シングル、ダブル、マルチプル)から、国籍に応じ最も有利な組み合わせを大使館が選択して発給します。

《東京・大使館で取得》

(申請料)
 日本パスポート所持者
  トランジットビザ:150円
  観光・留学・ビジネス:1,200円

 第三国(在日韓国人含む)パスポート所持者
  トランジットビザ:1,400円
  観光・留学・ビジネス:5,500円
 【注意】米国パスポート所持者は第三国在住者料金に2,750円追加

(必要な書類)
 ・パスポート原本
 ・申請書
 ・写真1枚
 ・トランジットビザ希望者は第三国に出国(日本への単純往復は不可)の航空券かeチケット領収書、または予約証明書
(時間)
 日本パスポート所持者は午前9時〜11時に申請書を提出すると、当日の午後5時に受け取り可能。
 第三国パスポート所持者は翌日ないし翌々日の午後5時に受け取り。
(大使館への行き方)
 東京メトロ東西線か半蔵門線、都営地下鉄新宿線で九段下駅下車、2番出口から市ヶ谷方向へ徒歩7分。

《大阪・領事館で取得》
 三重県以西の西日本に在住している場合は大阪領事館の管轄になります。

(申請料)
 東京で取得する場合の料金に、東京への連絡費用として500円追加

(必要な書類)

 ・パスポート
 ・申請書
 ・写真1枚
(時間)
 日本パスポート所持者は午前9時〜11時に申請書を提出すると、当日の午後5時に受け取り可能。
 第三国パスポート所持者は翌日ないし翌々日の午後5時に受け取り。
(領事館への行き方)
 大阪市営地下鉄中央線か堺筋線、堺筋本町駅下車。7番出口から徒歩3分、バンコク銀行大阪支店前を左へ。船場ISビルの10階。

《バンコク・大使館で直接取得》
 日本でも関東・近畿圏以外の地方に住んでいる方は、経由地の東南アジア諸都市で申請したほうが結果的に有利になる場合があります。その代表格がバンコクです。

(申請料)
 日本パスポート所持者:760Bt.(約2,000円)
 第三国(在日韓国人含む)パスポート所持者:2,100Bt.
 【注意】米国パスポート所持者は第三国在住者料金に1,000Bt.追加

(必要な書類)
 ・パスポート原本
 ・申請書1枚
 ・本国への問い合わせ調書1枚(大使館に用意してあります)
 ・写真2枚
 ・パスポートのコピー1枚

 現地採用、駐在員などタイ国内で働いている人は、以下の書類が揃いますと通過旅客手数料400Bt.が免除されます。

就労許可証(ワークパーミット)原本と全ページのコピー
 (コピーは返却しない)
パスポートの査証欄全ページのコピー (過去3年間のノンイミグラントBビザ延長記録が証明できる分。途中でパスポートの切り替えがある場合は古いパスポートの分も必要)

(時間)
 平日の午前9時〜12時に申請書を提出すると、パスポートに納期確認書を添えて返却してくるので、納期確認書で指定された日の正午に改めてパスポートと納期確認書を提出する。提出すると発給処理が行われ、午後3時~4時30分に受け取れる。
 タイ国籍者と、タイ国の正規ビザを3年以上更新されている長期在留の外国人はパスポートを大使館に預ける代わりに、翌日の受け取りが可能。通常の旅行者は4営業日後なので、月曜日に申請して当週金曜日の受け取り。それ以外の日に申請すると、1週間後の同曜日になる。

(大使館への行き方)
 BTSスクンビット線アソーク駅かMRTブルーラインスクンビット駅下車。アソークモントリ通りからソイカウボーイを抜けて左へ進み、シーナカリン・ウィロート大学本校キャンパスの手前。
 カオサンからバスなら[2][511]番線でアソーク交差点を過ぎたらすぐ下車。手前のソイ(スクンビット23)を右に入って徒歩10分。
 運河ボートなら、アソーク・ペッブリ桟橋(MRTペッブリ駅前)かプラサンミット桟橋で降り、シーナカリン大キャンパス内を突き抜けてソイ23に出る。パンファ桟橋から12Bt.。

【特殊な申請1:本国申請が必要な国】
 以下の国籍者は、ワークパーミット(就労許可証)ないしはレジデンスパーミット(居住許可)を得てタイに居住している方でないとバンコクでのビザ申請はできず、本国に一旦帰国してビザを取得する必要があります。

・アフガニスタン
・パキスタン
・バングラデシュ
・スリランカ
・フィリピン
・ウズベキスタン
・チェコ
・スロバキア

 チェコ・スロバキア国籍者は、パーミット発給後最低1年以上の更新歴も必要。

 特に、フィリピンで女遊びにハマっている方は気をつけないといけません。
 日本の国籍法では、母方が外国人、かつ両親が結婚していない場合、父方の日本人が認知しただけでは、子供さんは日本国籍を得ることができません(前記事「国際結婚カップルの子供を作るときは」参照)。この状態でフィリピン人の風俗嬢を妊娠させると、生まれてくる子供さんの国籍はフィリピンになってしまいます。子供さんがフィリピン国籍を持っていますと、親子でインドに行こうという際に、バンコクで親子2人分のビザを申請しようとしても、上記制限に当てはまってしまうので子供さんのビザ申請が不受理になります。インド大使館に行くためだけに、マニラへ寄り道しなければならなくなってしまいます。

【特殊な申請2:マルチプルビザの転記】
 バンコクでは、マルチビザ取得後にパスポートの余白がなくなって更新した場合を想定して、現在お持ちのビザを新しいパスポートに転記するサービスをしています。ただし、日本国籍者は古いパスポートのビザをキャンセルして、新しく取り直したほうが有利です。

(必要な書類)
 ・新旧両方のパスポート原本
 ・新旧両方のパスポートの個人情報のコピー
 ・古いパスポートのビザ部分のコピー
 ・申請書1枚(通常と同じ)
 ・問い合わせ調書1枚(通常と同じ)
 ・写真1枚
(料金) アメリカ国籍者のみ1,700Bt.。それ以外は国籍に関係なく一律700Bt.。

《バンコク・旅行代理店で代行取得》
(申請料)いずれも代行手数料を含みます。
 日本パスポート所持者 950Bt.~1,000Bt.
 第三国パスポート所持者 2,300Bt.
 米国パスポート所持者  3,300Bt.

(時間)
 午後6時までに提出して5営業日後の午後6時に受け取り。日曜日に提出すると当週の金曜日に受け取れる。それ以外の日に出すと、1週間後の同曜日になる。

(どこに出すのがいい?)
  カオサン地区では「Nice Flying」(フレンドゲストハウス隣、02-629-0441)と、「Tami Tour」(寺裏通り、02-629-5877)がビザ代行の元締め。特に午後6時以降、他店に申請書を出すと1営業日余計にかかるので、直接元締め店へ。
 その際、パスポートのコピーを忘れる人が多いので気をつけたい(前記事「ビザ申請にはパスポートのコピーが必要」参照)。忘れても申請は受けてもらえるが代行屋の利益を圧迫するので、必ず複数枚のコピーを用意し、いつでも提出できる状況で代理店を訪れること。

《チェンマイ・領事館で直接取得》
 申請料、必要書類はバンコクと同じです。

79/2 Moo 2
Faaham Muang
Chiang Mai 50000

TEL +66-53-243066

2007年2月20日火曜日

コルカタ~バンコク片道4,800ルピー!!

(この項、かつさん/福井県 からの投稿です)
チベットからネパール、インドを抜け、バンコクにたどり着きました。コルカタからバンコクまでは、やはりロイヤルブータン航空(KB、別名ドゥルクエア)が安いのかなと思っていたら、バングラデシュのGMGエアラインズ(Z5)という会社が、ロイヤルブータンよりも安い値段で出ていたので、飛びついてしまいました。
気になる運賃はなんと片道4,800ルピー(約3,670Bt.=13,000円)。これで追加保険料、追加燃料費込みなのです。乗り継ぎ便だったのですが、ダッカでは到着したすぐ横にバンコク行きの飛行機が待っていて、タラップから降りて乗り移るだけの簡単乗り継ぎ。それでいて荷物もしっかりスルーされ、無事にバンコク・スワンナプーム国際空港に降り立つことができました。
なんでも、最近サダル(コルカタの安宿街)でバンコク行きの航空券を探すバックパッカーの間では、ロイヤルブータンよりもGMGの方にお声がかかるみたいです。


(管理者ふくちゃんから)
GMGエアラインズは、2007年2月現在、バンコクへ週5便のフライトを飛ばしています。これに、ダッカ~コルカタ間の毎日1便のフライトを組み合わせると、以下のような乗り継ぎが組めます。

Z5032 BKK1545~DAC1705 (木曜・金曜・日曜)
Z5007 DAC1845~CCU1900 (金曜・日曜のみ)

Z5002 CCU0945~DAC1055 (毎日運航)
Z5031 DAC1140~BKK1500 (木・金・日)
Z5071 DAC1140~1220CGP1300~BKK1620 (火・土)

(機材はバンコク~ダッカがボーイングMD-82 ダッカ~コルカタはカナデアQ300)

コルカタ発は月曜日と水曜日を除いて同日でバンコクへ乗り継げますが、バンコク発は金曜日と日曜日しか同日乗り継ぎができず、しかもコルカタ夜着でしつこい客引きによる詐欺などインドならではのリスクもあるため、カオサンの旅行代理店にほとんど扱っているところがありません。バンコク発よりも、むしろコルカタ発片道のほうに魅力があります。

(この項、KOGYさん/大阪府 からの投稿です)
インドからの帰り、3月11日(日)に実際に搭乗しました。コルカタ~ダッカのカナデア機は普通に飛んだのですが、ダッカに到着してみると、バンコク行きの予約が5席しかなく、この日は欠航。約2時間の待ち合わせでタイ国際航空(TG)322便に振り替えられました。ちょっと得した気分。…しかし、逆に考えると予約が少なければ不採算で撤退してしまう恐れもあるということ。今インドにいて、帰りの航空券を探している読者の皆さん、GMGにバンバン予約を入れてやってください!!