2020年2月1日土曜日

新型『武漢肺炎』で中越国境封鎖!!河口完全終焉へ

ベトナム外務省(ハノイ市バディン区)は、隣国の中国から世界に広がっている新型コロナウイルス感染症(通称『武漢肺炎』)を食い止めるため、中国との陸路国境を事実上封鎖する強硬手段に出ました。

ベトナムと中国を結ぶ陸路国境は、ラオカイ(ラオカイ省ラオカイ市)⇔河口(雲南省河口ヤオ族自治県)、モンカイ(クアンニン省モンカイ市)⇔東興(広西チワン族自治区東興市)、ドンダン(ランソン省カオロック県)⇔友諠関(広西チワン族自治区憑祥市)の3カ所が有名で、バックパッカーなど外国人にも通行が許されています。しかし、武漢カゼの広がりとともにベトナム側が中国公民に対してはビザを発給しないと発表。1日午後には、直前14日以内に中国入国経験のある外国人も入国拒否するとの通告があり、対象が拡大されました。

このため、昨年秋までに置屋などの性風俗が壊滅に追い込まれた河口では、残った店でも従業員のベトナム人女性が出勤してくることが難しくなるといい、中国側の風俗店は完全に無くなってしまう恐れが極めて高いとの分析が上がっています。

また、北ベトナムの他の風俗集積地であるドーソン(ハイフォン市)やクアットラム(ナムディン省ザオトゥーイ県)でも外国人客の主力だった中国人を失うことから、売り上げ減少などの影響が出てくることが懸念されています。