2019年12月6日金曜日

BTSパホンヨーティン線、カセサート大学前まで延長開業

BTSグループホールディングス(チャトチャック区、SET上場)は、MRTA(都市鉄道公団:ホイクワン区)と共同で建設を進めているBTSスクンビット線モーチット駅より先のMRTグリーンライン(別名パホンヨーティン線)と呼ばれる区間のうち、ラップラオ五差路~カセサート大学間(チャトチャック区)の営業を12月5日から始めました。

ラップラオ五差路駅から先には、パホンヨーティン24、ラチャヨーティン、セナニコム、カセサート大学の4つの駅が開業。これまでモーチット駅やラップラオ五差路駅までバスで出るしかなかったチャトチャック区中・北部の交通事情が改善しました。カセサート大学駅は、BAAC銀行(農協金融公庫)本店営業部への用事にも利用できます。

首都圏バス公団1管区営業所(バンケン区)は今回の延長開業を受け、ドンムアン空港とセナニコム駅を結ぶエアポートバス[A1]の支線系統を開業しました。従来は、空港敷地外のウィパワディランシット通りに面したバス乗り場から[59]を利用する必要がありましたが、空港敷地内での乗車が可能になり利便が改善します。セナニコム駅行きは日中1時間2本程度の設定で、車両の正面に黄色の札が掲げられます。

なお、外国人は[A1]モーチット駅行きとセナニコム駅行きを間違えて乗ってしまっても大丈夫です。BTSパホンヨーティン線は、カセサート大学駅の次がセナニコム駅で、モーチット駅はそこからさらに4駅あります。セナニコム駅から乗った方が始発駅に近く、座れる可能性が高まります。また従来通り[59]でカセサート大学駅、セナニコム駅に出ることもできます。