BTSグループホールディングス(チャトチャック区、SET上場)は、MRTA(都市鉄道公団:ホイクワン区)と共同でスクンビット線モーチット駅から先の『パホンヨーティン線』と通称される北側延長区間の建設を進めてきましたが、その1期部分となるモーチット~ラップラオ五差路(チャトチャック区)間が先行して営業を開始することになり、8月9日(金)にプラユット・チャンオチャ首相を迎えて記念式典が行われました。これにより、BTS開業以来北側の終点であり続けたモーチット駅は21年目にして一途中駅になりました。
ラップラオ五差路駅は、モーチット駅から北に1Km程行った、パホンヨーティン通りとウイパワディランシット通り、それにラップラオ通りが交差する『ラップラオ交差点』の北側、セントラルプラザ・ラップラオ前にあります。MRTブルーラインのパホンヨーティン駅とも近く、乗り換えできるとの案内もなされています。
今回の開業に伴い、南側延長2期部分のケーハ駅(サムットプラカン市)までスクンビット線・パホンヨーティン線全線を直通する電車の運転もスタートしますが、当分の間は直通電車の運転時間が限定されます。
特に電車の運転間隔が短くなる平日のラッシュ時間帯は、ラップラオ五差路~サムロン(サムットプラカン市)間をコア区間として最小2分40秒間隔で運転しますが、サムロン~ケーハ間は運転間隔が長くなるため、この区間のみの折り返し運転とします。従って、サムロンから先のパークナム・ケーハ方面に行かれる方はサムロン駅で乗り換えとなります。