2019年3月30日土曜日

AirAsiaグループ、夏から日本2路線新設!初の日比間路線も

AirAsiaグループは今年7月から日本への新たな国際線を2路線追加すると発表し、航空券の販売を開始しました。タイエアアジアX(XJ=TAX)担当で福岡~バンコク(ドンムアン)を週4便運航。またエアアジアフィリピン(Z2=APG)は国土交通省から『外国人国際航空運送事業の経営許可』(AOC)を受領し、初の日本路線となる関空~マニラ(ニノイアキノ)線を新設します。

《7月1日から有効》
Z2188 MNL0830~KIX1315 DAILY
Z2189 KIX1350~MNL1655 DAILY

(機材はエアバス320ceo エコノミークラスのみ180席)

《バンコク発7月3日、福岡発7月4日から有効》
XJ636 DMK2340~FUK0700+1 火・水・土・日曜運航
XJ637 FUK0755~DMK1155 月・水・木・日曜運航
※水曜日は10分早発、木曜日は10分遅発

(機材はエアバス333 プレミアムフラットベッド=ビジネスクラス12席、レギュラーシート=エコノミークラス365席)


福岡~バンコク間にLCCが就航するのは、2016年9月で運航を取りやめたジェットスターアジアエアウェイズ(3K=JSA)以来約3年ぶりです。この路線は過去、ジェットスターの他にバンコクエアウェイズ(PG=BKP)がエアバス319ceoで就航したことがありましたが、その頃とは時代背景や需要予測が異なることや、タイエアアジアXが大型機のエアバス333で統一していること(エアバス320は別会社のタイエアアジア/FD=AIQが保有)などを受け、成田や関空といった他の日本の都市と同じく、エアバス333を使います。

関空~マニラ線はジェットスターグループとセブパシフィック(5J=CEB)に次いでLCC3グループ目。初代フィリピンエアアジア(PQ=APG)と旧エアアジアゼスト(Z2=EZD)の統合で誕生した2代目エアアジアフィリピンは経営基盤の確立に時間がかかり、国際線ネットワークの整備が比較的遅れていましたが、仁川・バンコク・台北と東アジアの主要都市に路線網が整い、ようやく日本乗り入れに必要なAOCを取得できるめどが立った模様です。