2019年1月20日日曜日

バックパッカー必携!『SIM2FLY』を駆使する(3)チャージ編

SIM2Flyは、アジア&オーストラリア標準プランの有効期間が8日間、グローバルプランでも15日間しかありませんので、これを過ぎる場合や、4G転送量を使い切ってしまった場合は、チャージを行います。

SIMカードとセットで購入した場合、SIMカードはあくまでも1-2-Callベースですので、開通後にチャージした残高からの引き落としになります。既にある1-2-CallのSIMにプランを追加購入した場合もチャージ済みの残高から引き落とされます。このため、追加チャージをする可能性があるならそれに見合う金額をチャージしておかなければなりません。

ポストペイドのSIMにSIM2Flyのプランのみを追加購入された方は、追加購入を繰り返せばOKで、その分の料金は翌月の請求に加算されます。

追加チャージは購入編にも書いた通り、4G転送量4GB、8日間有効のアジア&オーストラリア標準プランが349Bt.です。4G転送量1GB、2日間有効の激安プランもありこちらは119Bt.です。なお、タイと国境を接する4か国のみが対象の『ボーダーカントリーズプラン』もあり、こちらは4G転送量2GB、7日間有効で99Bt.となります。

《手元のスマートフォンからコール》
アジア&オーストラリア標準プランを購入する場合は、電話アプリのキーパッドから「*111*354#」と入力して発信するだけです。なお激安プランは、354のところが「356」に、ボーダーカントリーズプランは、「407」にそれぞれ変わります。

《LINE Payで海外からでもチャージ》
1-2-Callの電話番号を使って、LINE(東京都渋谷区、東証1部・NYSE上場)のアカウントを作ると、タイ版のLINE Payである『Rabbit LINE Pay』を利用することができます。

Rabbit LINE Payには、1-2-Callとdtac(パトゥムワン区、SET上場)の『Happy』に対応したプリペイド携帯へのチャージ機能があり、10Bt.からチャージをすることが可能。また、Rabbit LINE Payの決済には、日本で発行されたクレジットカード(VISA、MasterCard、JCB)を登録して使うことができるので、タイ国外でもチャージを簡単に行うことができます。

試しにRabbit LINE Payで10Bt.のチャージを行うと、料金の有効期限が30日間延長されます。これを利用すると、同じ電話番号を1年間維持するだけなら最安120Bt.でOKということになり、番号を使い捨てにすることがなくなります。もちろん、再度使う時にはUSSDコールでプランのみを注文できます。