2019年1月8日火曜日

タイライオンエアが福岡就航へ!739MAXで毎日運航

タイライオンエア(SL=TLM、ドンムアン区)は、先に認可された成田空港と中部セントレアに続く3番目の日本路線として福岡空港(福岡市博多区)への就航を決めました。地元紙の西日本新聞(電子版)が12月2日付で伝え、その後に業界向け専門ニュースサイト『トラベルビジョン』が運航開始日決定を伝えました。

《ドンムアン発2019年2月15日、福岡発2月16日から有効》
SL314 DMK2355~FUK0700+1 DAILY
SL315 FUK0800~DMK1155 DAILY 

(機材はB739MAX エコノミークラスのみ215席)

福岡~バンコク線は、タイ国際航空(TG=THA)が毎日1便を運航しており、また2014年4月から16年9月まではジェットスターアジアエアウェイズ(3K=JSA、シンガポール)も就航していました。この路線を運航するLCCとしては2年半ぶりの復活となります。

先行するタイエアアジアX(XJ=TAX)とノックスクート(XW=NCT)はエアバス333やB772といった大型機で日本とタイを結んでおり、タイライオンエアも成田線にはエアバス333を投入しますが、主力機材のB737ファミリーのうち、最新鋭の737MAXではタイと日本を直行で結べるだけの航続性能があるため、東京・名古屋・大阪の3大都市以外の地方へのフライトを737MAXで開拓することにしたものです。

ジェットスターが撤退した際には、外国人の日本観光ルートの主軸から外れる福岡を発着するため団体客の確保が難しいこと、そして2016年の熊本地震の影響で九州・中国地方を訪れる外国人観光客が減少していることなどの理由があったと分析されていました。しかし、タイでは九州が人気の旅行地として伸びていることや、また日本からもタイへのLCCがなかった空港として新規需要を獲得できる点も注目されたようです。