ジェットスターグループの運賃体系は、荷物の有無や予約変更の可否などで大きく4つに分かれます。機内持ち込み手荷物のみが許される『Starter』と、預け手荷物20Kg(日本国内線は10Kg)、予約変更をセットにした『Starter Plus(日本名ちゃっかりPlus)』、預け手荷物30Kgと予約変更、万が一乗れない場合の払い戻しまで認められる『Starter Max(日本名しっかりMax)』、そして、預け手荷物がない代わりに機内持ち込み手荷物10Kgまで認められ、予約の変更と払い戻しもできる『Starter FlexiBiz(日本名フレックスBiz)』です。
「『ちゃっかりPlus』、『しっかりMax』または『フレックスBiz』をお選びいただくと、ご利用のフライトによって、機内バウチャー、インフライト・ ミールディールまたはお食事が含まれます(ジェットスター・パシフィック航空(BL)には含まれませんので、ご注意ください)」
とあり、利用者に注意を呼びかけています。
実際に、ジェットスター・ジャパン(GK=JJP、千葉県成田市)の成田〜マニラ線や、ジェットスターアジア(3K=JSA)の関空〜クラークアンヘレス線に乗ったことのある方が、ジェットスターパシフィック担当の関空〜ハノイ線でも同様のサービスがあるかと思って乗ったら機内食だけが出て来ず、コールセンターにクレームするということがよくあるようです。ジェットスターと同じように複数の事業会社を抱えるAirAsiaグループではこのようなことは原則としてないだけに、余計に目立ちます。ジェットスターには事業会社ごとの事情があるということを理解することが必要です。