2015年10月29日木曜日

バンコクで日本のTポイントが使える!!

Tポイントジャパン(東京都渋谷区)は、これまで日本だけに限られていた共通ポイントサービス『Tポイント』を海外でも使えるようにするため、提携店の開拓を進めています。このたび、エムディストリクト、サイアムパラゴンを運営するザモールグループ(バンカピ区)と提携し、タイでのサービスを開始しました。

ザモールグループでは、在住・旅行を問わず日本人の利用が多いバンコク首都圏中心部の3大拠点、エンポリアム(クロントイ区)、エムクオーティア(ワッタナ区)、サイアムパラゴン(パトゥムワン区)でTポイントに対応することにしました。バンコク首都圏郊外に設けられている『THE MALL』ブランド(ラムカムヘン、バンカピ、タープラ、ガムウォンワン、バンケー)のSCでは取り扱いません。しかも、日本のようにレジですぐに取り扱える訳ではなく、各店舗のカスタマーサービスセンター(エンポリアムB階、エムクオーティアC館「ウォーターフォールクオーティア」2階、パラゴンM階)で一括してポイント関連の処理を行います。

《Tポイントを貯める》
エンポリアム、サイアムパラゴンのデパートメントストア部分と、食料品を扱う『グルメマーケット』(エンポリアム4階、エムクオーティア・ウォーターフォールG階、パラゴンG階)のバーツ建て売り上げレシートを1Bt.=4円で換算し、200円(50Bt.)ごとに1ポイントが加算されます。紀伊国屋書店(エムクオーティアB館「グラスクオーティア」3階、パラゴン3階)や東京堂書店(エンポリアム2階)、各種ブランドブティックといった専門店は対象外です。電化製品、IT関連を扱う『Powermall』(エンポリアム3階、パラゴン4階)が対象になるかは確認できていないので、注意しなければなりません。

《Tポイントを使う》
400ポイント(400円相当)で100Bt.分のクーポンに引き換えることができ、このクーポンをエンポリアム・パラゴンのデパートメント部分またはグルメマーケットのレジに出せば支払いに使えます。足りない分はTカード機能付きクレジットカードやデビットカード、またはTポイント付きキャッシュパスポートで決済すれば、その分のTポイントも貯まります。

《利用にはTカードが必要》
Tポイントを扱うには、日本で発行されたTカード、またはTポイント機能付きのクレジットカード(Tカードプラス、ファミマTカード、Yahoo!JAPANカードなど)・デビットカードが必要で、オンラインですぐにできるネットT会員への登録だけでは不可です。

Tポイント付きキャッシュパスポートは、単体ではプリペイドされた金額を使って決済したときに貯まるポイントのみとなり、ザモールグループでの売り上げ分とダブルで貯めるには、発行時に連携登録したTカードが必要です。

在タイの日本人がTポイントを利用する場合は、一時帰国の際にファミマTカード(ポイントカード)などの自分で登録できるTカードを入手するか、日本在住の知り合いの方にカードを持ってきてもらって登録しないといけません。