2014年2月22日土曜日

【超重要】カンボジア1年マルチビザが身近になった!!

内閣総理大臣・安倍晋三(自民党、衆院山口4区)は昨年11月、カンボジアとラオスを訪問してASEAN10カ国すべてを歴訪しました(前記事「総理訪問団の昼食を一括受注」も参照)。この際、両国の国民に対して過去の訪日実績に基づき最大3年間までのマルチプルエントリービザを出すと表明したため、カンボジア側も日本人に対して事前のビザ取得を引き続き必要とはするものの、最大3年までのマルチビザを発給することになりました。

(画像1:昨年11月の訪問で握手を交わす安倍、フンセン両首相。シックスサマナより転載)
カンボジアとタイを結ぶ最大の国境、ポイペト検問所(バンテアイミーチャイ州ポイペト市)では、従来からあるツーリストビザ(800Bt.またはUS$20+100Bt.)に加えて、昨年12月11日から日本人のみ新たに1年エントリービザが選択できるようになったとの報告がありました。従来は、当初30日間有効のエントリービザをUS300(3万円)近くかけて1年間に延長する形を取りましたが、改正ではなんと、US$40(4,100円)で取得できるというのですから驚き。

バンコク在住の外こもりすとの間でも、30日ごとに国境へ出向く必要はあるものの、在ビエンチャンタイ大使館領事部(ラオス)で1回(60日間)1,000Bt.払って、しかもパスポート1冊あたりの回数制限というリスクのある正規観光ビザを取りに行かなくて済むという理由で取得に動く向きが出始めていて、実際に取れたという画像がtwitterにアップされました。また在東京カンボジア大使館(東京都港区)でも、1年マルチビザの申請が従来よりも圧倒的に安い4,400円でできるようになっています。

(画像2:ポイペトで取れた1年マルチビザ。有効期限の赤スタンプに注目せよ! 提供:ザビエル古太郎さん/ラチャテーウィ区)

ただし、在東京大使館の説明によると今回の改正で出されるマルチビザは1回の入国につき最大30日までという在留期間の制限があるとされており、投資(起業)や就労目的で30日ごとの出入国を避けたい場合は、従来通り当初30日有効のエントリービザを取得し、入国後に延長する方法を取ることもできます。