ジェットスターアジアエアウェイズ(3K=JSA、シンガポール国籍)は、主力のシンガポール(チャンギ)~バンコク(スワンナプーム)線のうち、毎日1往復を福岡まで延長すると発表、航空券の販売を開始しました。ASEAN域内では以遠権および中間地点からの営業権も自由化されており、バンコク~福岡間の搭乗もできます。
《シンガポール発6月26日、福岡発6月27日から有効》
3K509 SIN2250~0020BKK0215~FUK0930 DAILY
3K510 FUK1030~1415BKK1515~SIN1840 DAILY
(機材はエアバス320 エコノミークラスのみ180席)
シンガポール~福岡間はシンガポール航空(SQ=SIA)が直行便を飛ばしており、またバンコク~福岡にはタイ国際航空(TG=THA)の直行便があります。以前はバンコクエアウェイズ(PG=BKP)もバンコク~福岡間に就航したことがありましたが、LCC(格安航空会社)が参入するのは初めてです。
ちなみにシンガポール発バンコク経由の日本行きとしては、2009年にシンガポール航空の成田線が廃止されて以来5年ぶりの復活となります。これは、エアバス320の性能ではシンガポールから日本まで直行で飛ぶことができないための措置。ジェットスターアジアでは、既にシンガポールから台北(桃園)とマニラ(ニノイアキノ)経由で関空までの便を飛ばしており、バンコクは日本線3番目の経由地。ただし、バンコクからエアバス320で日本まで直行したのでは航続距離がギリギリの線であること、なおかつジェットスタージャパン(GK=JJP、千葉県成田市)の日本国内線に乗り継ぎができることから、日本側の到着地が福岡空港に決まったのではないかと専門家は見ています。