日本航空(JL=JAL 東京都品川区、東証1部上場)は、3月30日からの夏スケジュールで運航する路線と便数の計画をまとめ、発表しました。
JL717 NRT1050~BKK1600 DAILY
(機材はB772ER ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミー40席、エコノミークラス149席)
JL718 BKK0100~NRT0845 DAILY
(成田発月・火・木・土曜日、バンコク発火・水・金・日曜日:機材はB788 ビジネスクラス42席、エコノミークラス144席
成田発水・金・日曜日、バンコク発月・木・土曜日:機材はB772ER ビジネスクラス28席、エコノミークラス284席)
JL719 NRT1040~SIN1730 DAILY
(機材はB788 ビジネスクラス42席、エコノミークラス144席)
JL710 SIN0155~NRT0935 DAILY
(機材はB763 スカイスイートⅡ=ビジネスクラス24席、スカイワイダー=エコノミークラス175席)
《3月30日・31日(JL710便のみ3月31日・4月1日)のみ有効》
JL717 HND1130~BKK1540 DAILY
JL718 BKK0945~HND1755 DAILY
JL719 HND1120~SIN1720 DAILY
JL710 SIN0150~HND0950 DAILY
《4月1日(JL038便のみ4月2日)から有効》
JL031 HND1130~BKK1540 DAILY
JL032 BKK0945~HND1755 DAILY
(機材はB763 スカイスイートⅡ=ビジネスクラス24席、スカイワイダー=エコノミークラス175席
またはB772ER ビジネスクラス28席、エコノミークラス284席)
JL037 HND1120~SIN1720 DAILY
JL038 SIN0150~HND0950 DAILY
(機材はB772ER ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミー40席、エコノミークラス149席)
《3月30日から有効》
JL079 HND0125~SGN0515 DAILY
JL070 SGN1355~HND2200 DAILY
(機材はB763 ビジネスクラス24席、エコノミークラス175席)
バンコク、シンガポールの両都市は、先にスケジュールを発表したANAとほぼ同様の政策を採ります。しかし、JALはASEAN域内を含む中長距離アジア路線で昼間の新規枠を獲得できた国が少ないため、今回新設を予定するホーチミンシティ線では
「深夜枠でなら国交省さんにも認めてもらえるはず」(植木義晴社長)
として2010年10月の羽田再国際化以来となる『曲玉』投入に踏み切る意思を固めたといいます。ところが、日本経済新聞(電子版)はこの発表にANAが猛反発していると伝えました。
「全くの新規路線じゃないか。深夜枠だから認められるとか言ってるようだけどJAL現行中期計画に対する国の『抑制的判断』はどうなったんだ。認可しないように申し入れる」
として、自民党などと共に圧力をかけるとしています(前記事「『非自民企業』日航は本当に虐げられたのか?」参照)。
羽田~ホーチミンシティ線は、認可が下りるまで予断を許しません。