BTSグループホールディングス(チャトチャック区、SET上場)は、かねてから予告していたシーロム線延長2期部分の残り区間、タラートプルー~バンワー間で昨日5日から営業列車の運転を開始しました。当初1カ月間は、既存区間(ウォンウィエンヤイ~タラートプルー)と合わせて運賃を無料とするテスト営業を行います。
BTSシーロム線のうち、サパンタクシン駅から先のトンブリ側は首都圏政庁が建設し、政庁の外郭団体『クルンテープタナコム』(プラナコン区)の委託を受けてBTSグループが列車の運転を行います。今回は、2013年1月までに開業した既存区間につながる最終区間で、これをもってBTSグループが建設した区間と合わせ、パトゥムワン競技場~バンワー間の全線が開通することになります。
運賃体系は既存区間と一緒で、中心部からはサパンタクシン駅までの運賃に10Bt.加算されます。サパンタクシン~バンワー間は10Bt.の均一運賃です。
バンワー駅では、トンブリ中西部のパシチャルン・バンケー・ノンケムの各区へ向かうバスに接続。2016年には、MRTブルーライン放射部も開通する予定で乗換駅として発展が期待されます。