2013年12月5日木曜日

空港バス路線の多くがロットゥーに代替

2006年のスワンナプーム空港開港時に、バンコク中心部と空港を結ぶ足として登場した[551]番のバスを覚えていらっしゃいますか。戦勝記念塔急行ターミナル始発でディンデン通り、ラマ9世通り、そしてモーターウェイをまっすぐ東へ向かうもの。当初は公団が運行したものの、その後民間委託に変わり、2010年のエアポートリンク開業とともに乗客が鉄道へ流れ、大型バスでの運行がなくなりました。

それから3年。現在は15人乗りのロットゥー(ミニバン)で細々と運行が継続されています。運賃は40Bt.に値上げされているものの、戦勝記念塔急行ターミナルの北東側乗り場、公団バスの裏で申し訳なさそうに止まっている真っ白のハイエースが今日も空港へ向かいます。

[550](スワンナプーム空港~ソイハッピーランド)もロットゥーに代替。バンカピ区から空港への足として貴重な存在です。乗り場はザモールバンカピの向かい、ハッピーランド交差点を入ってすぐのところです。

2010年までBTSスクンビット線の終点だったオンヌット駅へも[552]がありましたが、こちらは比較的早期にロットゥーへ代替されました。オンヌット駅周辺では大型コンドミニアムが相次いで建設されスクンビットのベッドタウン化しつつありますが、空港への足は意外と不便。タクシーを飛ばす人が多いといいます。そんな中、ロットゥーは貴重な存在。外国人への知名度を高めて、「乗って残したい」ところです。