バンコク首都圏を南北に縦断するチャオプラヤ川で、通勤通学の足となっている定期船「チャオプラヤエクスプレス」には、いくつかの種別があります。各桟橋に止まる無旗、一般的な快速運航のオレンジ、急行の黄色、黄色と緑はノンタブリから先のパークレットまで運航。そして、水色の旗で専用の船が使われる『ツーリストボート』です。
このうち、ツーリストボートは従来、サトーンのセンターピア(BTSサパンタクシン駅前、バンラック区)とプラアティット(プラナコン区)の間を往復していましたが、アジアティーク(バンコーレム区)の開業に伴い、区間も営業時間も大幅に延長され生まれ変わりました。
カオサン・バンランプーに近いプラアティット桟橋では16時以降の出発便が、アジアティークまで延長運航。終発の21時30分まで、全12便のアジアティーク行きツーリストボートが出航します。アジアティークに移転したカリプソキャバレーへの観光客には、絶好のアクセスとなります。
また、アジアティーク発は18時20分以降の6便がサトーンより先、プラアティットまで運航。カリプソの1回目の公演が終わった後、船で戻ることが可能になりました。
なお運賃は片道40Bt.。アジアティーク~プラアティット間1日乗り放題券(150Bt.)も用意されます。