2013年9月14日土曜日

タイのH.I.S.も本格的多店舗展開へ!

エイチ・アイ・エス(東京都新宿区、東証1部上場)のタイ現地法人、HISツアーズ(クロントイ区)は、タイ人の日本入国ビザが免除されたのを機に本格的な多店舗展開を始め、ビジネスを拡大することにしました。

今年6月、アジアアトランティックエアラインズ(HB=AAA、クロントイ区)の就航発表記者会見で、平林朗エイチ・アイ・エス社長は次のように述べました。

「タイ国内の店舗を今後3年間で70カ所程度まで増やす。日本へのビザなし渡航が始まれば、タイ発日本というインバウンドで弊社の強みを発揮でき、同時にアジアアトランティックの集客においても最前線的な機能を果たす」

H.I.S.が海外で本格的な多店舗化を行うのは、インドネシアに次いで2カ国目。日本本社の2013年10月期決算までに既存の支店と合わせて10カ所程度まで増やすことにし、既にバンコク首都圏内だけで6カ所がオープンしています。

BTSはサイアム駅(パトゥムワン区)、サラデーン駅(バンラック区)、オンヌット駅(クロントイ区)の主要3駅にカウンターが設置され、バンコクでの本店機能となるトラベルワンダーランドバンコク(インターチェンジ21ビル3階、ワッタナ区)と同じ商品を販売することができます。また、エアポートリンクのパヤタイ駅(ラチャテーウィ区)にもカウンターが新設され、沿線でもアマリンプラザ(パトゥムワン区)、ゲートウェイエカマイ(クロントイ区)に店舗を置くなど、バンコク首都圏内でH.I.S.の文字を見る機会が増えつつあります。

ただし、在タイ邦人向けの日本語での対応はトラベルワンダーランドバンコクに事実上集約されているため、これらカウンターの情報はH.I.S.バンコク支店の日本語ホームページに掲載されていません。