テインセイン改革政権の下で外資導入や開発が急速に進むミャンマー。日系企業も我先にと進出を目指していますが、現地発の日本語マスメディアはほとんどありませんでした。そんな中、5月に創刊したフリーペーパーが政府認可を獲得、7月からはバンコクでも配布されるなど攻勢をかけています。
「ヤンゴンプレス」がそれ。判型はバンコクで発行されている先発紙「タイ自由ランド」や「バンコクライフ」と同じタブロイド判で、この度入手できた2号は全12ページとなっています。内容としては日本料理店、ホテルの案内や巻頭コラムなど、バンコク既存紙のエッセンスを取り入れながら日本語情報の少ない現地事情に合わせた充実が図られています。ただ、ヤンゴン市街地中心部の詳細な地図がまだなく、広域の地図も小さいため、この点では月刊Gダイアリー(アールコスメディア、780円または220Bt.)の『ヤンゴン最強マップ』や、地球の歩き方ミャンマー(ビルマ)編(ダイヤモンドビッグ社、1,995円)と併用する必要があります。
現地で日本人観光客向けの特典カード(「クラブミャンマー」)やレンタルオフィス事業などに乗り出したバンコク本拠の日系企業、アトラストレーディング(ワッタナ区)が支援しており、2号からは同社が運営する「クラブタイランドカフェ」(スクンビットソイ33/1奥)で配布されていますが、割り当て部数が少ないのでお早めに!
Yangon Press(ヤンゴンプレス編集部)
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