2013年1月24日木曜日

BTSスクンビット線、4両運転本格化

BTSグループホールディングス(チャトチャック区)は、シーロム線ウォンウィエンヤイ~タラートプルー間の開業を前に、2011年から順次輸入してきた新造車両を本格的に営業運転に投入しています。

スクンビット線では、1999年の第1期開業から活躍する1100系電車に新造した中間車「3200形」を挟んで4両編成とする作業が進められており、35編成ある1100系電車は現在、3両編成と4両編成が混在しています。また、シーロム線を中心に活躍してきた最新鋭の1800系電車がスクンビット線でも運用に就くようになり、両線がぶつかるサイアム駅以外の各駅でも、1800系の姿を見る機会が増えてきました。
ただ、3両編成と4両編成のどちらが来るかについてはまったくアナウンスされておらず、運次第というところがあります。朝ラッシュ時のスクンビット線、ベーリン発の電車で3両編成が来てしまうとオンヌットやプラカノンなどの途中駅で積み残しが発生するリスクはまだまだ残っています。

(画像1:3両編成の1100系電車ももうすぐ見納め)

また、BTSグループでは工事が遅れているシーロム線延長2期部分のタラートプルー~バンワー間が開業すれば、電車の所要本数が増えると判断。1800系5編成20両(1848F~1852F)を前回と同様、中国北方機車集団(北京)に発注したと発表しています。この5編成も前回と同様、北車集団の工場部門子会社である長春軌道客車(吉林省長春市)で製造されるとみられます。

(画像2:スクンビット線の運用に入る1800系電車)