2013年1月25日金曜日

エアポートリンクのダイヤ修正

鉄道庁(SRT)は、スワンナプーム空港と首都圏中心部を結ぶエアポートリンクの運転時刻を一部修正しました。

マッカサン駅まで途中ノンストップ、20分で結ぶ「マッカサンエクスプレス」は、スワンナプーム駅を毎時25分に発車。全線を途中ノンストップ24分で走破しBTSに最も早く接続する「パヤタイエクスプレス」はその5分後の毎時30分に発車します。
折り返しのスワンナプーム空港行きは、パヤタイ駅とマッカサン駅をそれぞれ毎正時に発車。どちらも運賃は90Bt.です。パヤタイエクスプレスの場合で、シティラインと比べてちょうど2倍となるように調整されました。

一方、シティラインはスワンナプーム駅とパヤタイ駅をそれぞれ毎時0分、15分、30分、45分に発車しますが、始発から10時までと17時から21時までは12分間隔に増発されています。

しかし、エクスプレスがマッカサン行きとパヤタイ行きで各60分間隔なのに対し、シティラインは15分間隔と本数が多く、しかも全列車BTSに接続する終点のパヤタイまで行き、運賃も安いためスワンナプーム駅から乗る利用者の大半がシティラインに流れるという構図は変わりません。

その上、以前は毎時25分と55分にあったマッカサンエクスプレスのうち、55分発の便がパヤタイエクスプレスに変更され、発車時間も毎時30分発と大きく繰り上がったことで、50分前後にエクスプレス乗り場に行くと30分以上も間隔が開いてしまい、そこから回った乗客と合わせ、45分と正時のシティラインはますます混雑が激しくなるという悪い結果を生み出しています。