UDD(赤シャツ)軍が最終決戦の締めとして、セントラルワールドに火を放ってちょうど半年が経ちました(前記事「集会解散宣言もUDD軍暴徒化」参照)。タイでは日本の四十九日法要に類するものとして6ヶ月目が尊重されますが、その節目に当たる昨日19日、ラチャプラソンにあの軍勢が帰ってきました。
(画像1:エラワンの祠で殉死者の冥福を祈るUDD支持者)
午後1時過ぎから集まりだした赤シャツ軍は、当初セントラルワールド前のラチャダムリ通りのうち1車線に座り込んでいましたが、午後5時前には通りを占拠。4月3日のパンファ橋からラチャプラソンへの一斉移動を思わせる光景が見られました(前記事「UDD軍再び中心部へ進撃」参照)。

さらに、6時半には最終決戦で多くの戦闘員とともに殉死した故カティヤ・サワディポン退役陸軍少将(前記事「ミスターセーデーン殉死」参照)の一人娘、ディア・サワディポンさんも会場に現れ、支持者のサイン攻めに遭っていました。
(画像2:カティヤ少将の愛娘、ディアさん。後には亡き父の遺影が)

(画像3:19日午後7時前のラチャプラソン交差点。見事なまでの赤一色となった)

(画像4:運転打ち切りとなり逆走でUターンする赤バス)