スワンナプーム空港からエアポートリンクで首都圏中心部へ出ようとする際、気になるのは最終電車の時刻。最終電車の出る午前0時前後には日本からの到着便が複数あり、飛行機が遅れたり入国審査で少しでも手こずると間に合わなくなることがあります。 スワンナプーム空港駅からの最終電車は、シティラインが午前0時、エクスプレスは午前0時9分。到着する人のほとんどは0時丁度発のシティライン最終電車を目指すはずです。この電車が終点のパヤタイ駅に着くのは、0時26分。しかし、パヤタイ駅に着いてもBTSの営業は既に終了してしまっています。
(画像1:パヤタイ駅2階。エアポートリンク出口からBTS改札に直結するが…)

(画像2:BTSパヤタイ駅中央改札。ここに午前0時前に着かないと切符が買えない)
その場合、スワンナプーム空港23時30分に出る最終2本前のシティラインでパヤタイ駅に23時56分に着きますが、残り4分でBTS駅まで移動して切符を買うことは、大きい荷物があればまず無理。必然的にもう1本前、スワンナプーム23時15分発が、BTS最終接続の現実的リミットということになります。

(画像3:デルタ航空バンコク線機材のエアバス332。少しでも早く到着してくれると助かる)
とはいえ、空港から中心部までタクシーで直行すると200~300Bt.(高速料金別途70Bt.)は下らないのに対し、エアポートリンクならパヤタイ駅までの運賃15Bt.にタクシー代を加えても、トータル100Bt.以下でたどり着けることに変わりはありません。
しかし、定刻がもっと遅いUA881便では、早着しても最終のシティラインにすら乗れないことが多く、日本人には非常に困ります。