2007年1月8日月曜日

実証!ラオスにビザなしで入ってきた

 ラオス政府は昨年末に予告していた、日本人に対する15日間のビザなし渡航を1月1日から実施に移しました(前記事「ラオス、1月から15日間ビザ免除」参照)。 果たして本当に通達が機能しているのか、管理者ふくちゃんがビザクリアを兼ねて、ラオスへ実証の旅に出ました。

 第1友好橋(ノンカイ)は首都ビエンチャンに最も近く、通達は守られているであろうと勝手に判断。日本人がほとんど行かないであろう、カムアン県タケクのボーダーに向かうことにしました(前記事「ナコンパノムからラオスへ」参照)
 1月6日朝8時、タイ側ナコンパノム市のフェリー桟橋にあるボーダーが開くと同時に出国審査。スムーズに進みます。フェリーに乗り、5分ほどでタケク市側の桟橋に到着すると、いよいよビザなし制度が使えるかの分かれ目です。イミグレーションの窓口にパスポートを提出すると、担当官は事前にビザを取っていないのを確認した上で、ADカードだけを渡して記入するよう促してきました。ビエンチャンから330km離れたメコン川沿いの小都市にも、ビザなし渡航実施の通達が徹底していました。
 記入したADカードとパスポートを提出すると、担当官は15日の在留許可をスタンプ、施設使用料+時間外手数料で40Bt.を支払うよう求めてきたので支払い、パスポートを受け取りました。ビザオンアライバルと違い、写真すら必要ありません。アライバルビザのスタンプでパスポートの査証欄1ページを消費していたのも、もう過去の話。

 沈没在留者のビザクリアが、カンボジアやミャンマーから多数流れてくるのは確実のようです。