2006年12月7日木曜日

タイ・ラオス第2友好橋、まもなく開通

 タイ北東部、メコン川に面したムクダハン市とその対岸、ラオスのサワンナケット市を結ぶ「タイ・ラオス第二友好橋」が完成し、12月20日から一般車の通行が始まります。

 全長2kmの長大橋は、日本の国際協力銀行が円借款80億円を投入、三井住友建設(本社:東京都新宿区)と地元の建設会社のJV(共同企業体)で2003年12月に着工されました。途中、日本から出張していた社員3人が殉死する事故を乗り越え、当初予定通りの工期3年間で完成にこぎつけました。

 従来、片道50Bt.の渡し舟しかなかった両都市間の交通が決定的に変わると共に、アジアハイウェイ[A9]の一角をなす国境の要衝として活躍が期待されています。
 ノンカイ市の第一友好橋と同様、両国の出入国審査場が設けられ、タイからラオスへ入る旅行者のビザオンアライバル(US$30または1,500Bt.)にも応じます。

 管理チームでは後日、サワンナケット市にあるタイ領事館を訪れる予定です。その際に取材もしてまいります。ご期待下さい。