2019年9月14日土曜日

あの台北大旅社がフルリノベーション!!

2015年5月、惜しまれつつ50年に渡る営業を終えた台北大旅社(ポンプラップ区)。6階建ての建物は取り壊しの可能性もあったものの、3年半もの期間をかけたフルリノベーションの末、以前よりもランクアップしたホテルとして再オープンしました。

『W22 Hotel by BURASARI』。これが新しいホテルの名前です。えっ?どこかで聞いたような感じ? まさかスクンビットにある『S15』『S31』などを運営するグループが手掛けているのか?と思われた方もおられることでしょう。新たな運営会社となったブラサリグループ(サームパンタウォン区)は、ヤワラー通りの高級ホテル『シャンハイマンション』を既に運営しているほか、南部プーケット島の『ブラサリリゾートプーケット』(プーケット県カトゥー郡)を旗艦とし、さらにラオスでも複数のホテルやスパを運営している新興のリゾート企業です。

台北大旅社は1965年(仏暦2508年)にオープン。2000年代後半には1泊400Bt.、2010年代に入ってからも1泊450~550Bt.という料金で古くからのバンコクを知るコアな旅行者に支持されてきました。台北大旅社時代にも何度か客室内は改装されていて、末期には全室にエアコンや衛星テレビも置かれるなどカオサンのゲストハウスと比べたら全然高いレベルを維持していたのですが、今回のリノベーションでスクンビットやシーロムの中級ホテルにも引けを取らないレベルまで引き上げられました。ただ、バスタブはこれまで同様設置されていないので、バスタブがないとダメという方には無理です。

料金は、AgodaやBooking.comなどの予約サイトを経由すると1泊4,000円程度です。