2019年1月23日水曜日

最北の泰寮連絡バス!チェンライからフェイサイへ

タイ最北の県都チェンライから北東へ約100km。メコン川に面した小さな町チェンコンの対岸はラオス・フェイサイ(ボーケオ県)に渡ることができます。2014年に開通したタイ~ラオス第4友好橋によって両国間の陸上交通も便利にはなりましたが、如何せん辺境中の辺境。直通バスは減便され、友好橋上のシャトルバスも利用者が少ない状態です。

《チェンライ~フェイサイ直通》
コンソン(特急バス公社:チャトチャック区)が運行。2014年の開業時は1日4往復ありましたが、利用者が少なかったのか1日2往復に減らされました。
コンソンの公式時刻上は、チェンライを毎日朝10時と午後4時30分、フェイサイを朝9時と午後4時30分に出発する2往復です。所要3時間、運賃220Bt.。

《チェンライ~チェンコン》

チェンライ市中心の第1バスターミナルから、3つのルートがあります。[2243](シームアン・パヤメンライ経由)が最も速く、確実。朝6時30分の始発から毎時30分に発車し、終発は16時30分。所要2時間半、65Bt.。

[2432](ウィエンチャイ経由)もほぼ同等のルートを通り、こちらは朝6時の始発から毎時0分発で17時まで運行。6時の始発バスは、第4友好橋国境へ行くことを希望するお客様が10人以上いる場合は市内手前にある検問所に立ち寄ります。チェンコン市内まで通常65Bt.、国境検問所まで行った場合110Bt.。

[2127](トゥーン経由)は3ルートの中で最も良く整備されたルートを通りますが、その分時間がかかります。所要3時間半、90Bt.。

《第4友好橋国境検問所》
2014年の友好橋開通に伴い、チェンコンでメコン川を渡る外国人はチェンコン市中心部の渡し船を利用することができなくなりました。

検問所は毎日、朝7時30分から夕方6時まで開門しています。

《友好橋シャトルバス》
出国審査を完了後、友好橋上を往復するシャトルバスに乗ります。シャトルバスは、第2友好橋(ムクダハン市)や第3友好橋(ナコンパノム市)と同様、コンソン(特急バス公社:チャトチャック区)が運行しています。運賃は30Bt.です。両岸とも、出国の人数に即して適宜運行されますので、時間に余裕をもって出発するようにしてください。

特にタイ側を朝出てフェイサイより先のルアンナムター市やムアンサイ(ウドムサイ県サイ郡)方面へ向かう方は、チェンライ第1バスターミナル朝6時のチェンコン行き始発に必ず乗車しないと、フェイサイを10時に出発するビエンチャン行きバスに間に合わず、ウドムサイ以遠へは同日着不可能となってしまいます。

逆に、ラオス側からチェンライへは午後4時30分発の直通バスが同日着できる最終で、バンコクやチェンマイへの乗り継ぎリミットも同じ。チェンライ行きのローカルバスに乗り換えるなら午後3時30分には出発しなければなりません。

《ラオス側国境検問所》
ラオス側検問所では、ビザなし入国が可能な日本人はそのまま、入国審査場に進むことができます。両替所や銀行ATMもありキープ現金の入手には困りません。入国審査完了後は、国内バスターミナルへトゥクトゥクで移動(1人15,000Kip)するか、時間によってはルアンナムターや遠くルアンパバンまで行くロットゥーに乗ることができます。