2018年8月22日水曜日

ベトジェットエア成田就航決定!LCC初のハノイ直行便

ベトジェットエア(VJ=VJC、ベトナム・ハノイ)は、先に発表した関空発着の2路線に続く日本路線として、成田~ハノイ(ノイバイ)線に就航すると発表、航空券の販売を開始しました。

《2019年1月11日から有効》
VJ931 NRT0930~HAN1400 DAILY
VJ932 HAN0055~NRT0800 DAILY

(機材はエアバス321neo エコノミークラスのみ230席)

成田空港とハノイを結ぶ路線は、これまで本格航空会社(FSC)の日本航空(JL=JAL 東京都品川区、東証1部上場)とベトナム航空(VN=HVN)の2社しか運航しておらず、ANA(NH、東京都港区)は羽田発着便があるものの成田発着便はベトナム航空便へのコードシェアのみ。LCCとしては、ベトジェットエアが初めてとなります。

ベトジェットエアは今年5月7日付で国土交通省航空局国際航空課から外国人国際航空運送事業の経営許可(AOC=航空運送事業許可に相当)を取得。11月から関空~ハノイ線、12月には関空~ホーチミン線に就航しますが、東京線も実績を積んだ時点で就航することにしていました。

当初は深夜早朝枠を使った羽田空港(東京都大田区)発着も検討されましたが、深夜枠の時間中(日本時間朝6時まで)に折り返し羽田を出発しようとすると羽田空港を午前2時までには出発しなければならず、4時台や5時台の出発では日本発の乗客が公共交通機関で羽田空港第3ターミナルに行くことが難しくなります。他の行き先ではタイガーエア台湾(IT=TTW)とPeach(MM=APJ、大阪府田尻町)が羽田5時台発の台北桃園行きを運航していますが日本人客の利用は比較的少ないといい、なおかつ関東とベトナムを結ぶLCC直行便は初めてということもあって、昼間発着枠が活用でき、日本人乗客のアクセスも確保できる成田発着とすることになった模様です。