2018年6月7日木曜日

楽天ゴールドカードのラウンジ利用に制限!年3回目以降は有料化

楽天カード(東京都世田谷区)は、2016年9月から募集している『楽天ゴールドカード』が発行開始2周年となるのを受けて、海外旅行関連の付帯サービスを一部見直します。従来はより上級の楽天プレミアム・ブラックカード会員しか利用できなかった海外トラベルデスクをゴールドカード会員にも開放する代わりに、空港でのラウンジ利用が1年に2回までに制限されます。

楽天ゴールドカードは、楽天プレミアムカードと楽天カード(一般カード)の中間に位置付けられており、MUFG CARD GOLD(三菱UFJニコス)やSuMi TRUST CLUB エリートカード(三井住友トラストクラブ=旧シティカードジャパン)と同様、『格安ゴールドカード』に分類されます。

楽天プレミアムカードとゴールドカードの間には、海外旅行関連のサービスにいくつか違いがあり、例えばプレミアムカードでは海外の空港ラウンジを利用できる『プライオリティパス』に無料で入会できる(前記事「楽天カードで世界中のラウンジがタダになる」参照)のに対し、ゴールドカードはこれができないというのが決定的です。しかし、日本と韓国、ハワイに設けられているIASS(東京都中央区)の空港ラウンジは、プレミアム、ゴールド共に1年に何回でも無料で利用できる契約になっていました(前記事「AMEXならグリーンでもカードラウンジが使える」参照)

今回、楽天カードとIASSの間の契約が見直されることになり、9月1日以降、楽天プレミアムカードは従来通り1年に何回でも無料で利用できる制度を維持しますが、楽天ゴールドカードは無料で利用できる回数を1年に2回までに制限します。3回目以降は一般利用扱いで有料(日本国内は1回につき1,080円)となるため、楽天ゴールドカード会員でIASSラウンジを利用する機会の多い方は楽天プレミアムカードへ切り替えるか、他の一般的なゴールドカードまたはアメリカン・エキスプレス・カード(グリーン以上)を併せ持つ必要があります。

楽天プレミアムカードの新規申し込みは、左のリンクからできます。なお既に楽天ゴールドカード・楽天カードをお持ちの方は、Webサービス『楽天e-NAVI』から切り替えの申し込みができます。