三井住友銀行(SMBC:東京都千代田区、全国銀行協会加盟)は、3月1日からVISAデビットカード『SMBCデビット』で、普通預金キャッシュカードとの一体型カードを新たに発売開始しました。これに伴い、2000年代に募集が行われていた『国際キャッシュカード』は世代交代となり、3月31日(土)日本時間24時限りで海外での預金引き出しサービスを終了します。4月1日以降、海外で預金の引き出しを希望する利用者は国際キャッシュサービスの解約と、SMBCデビットの新規申し込みの両方を必ず行わなければなりません。

2016年(平成28年)、3メガバンクの中では三菱UFJ銀行(東京都千代田区、全銀協加盟)に続いてSMBCデビットがサービスインします。しかし、当初はキャッシュカードとデビットカードが別々に発行される『単体型』で、なおかつ国際キャッシュカードやSMBC CARDが発行されている口座ではSMBCデビットを追加で申し込めないという制限がありました。このためSMBCデビットは発行が伸び悩んでいましたが、国際キャッシュカードの新規発行が打ち切られて既に8年近くを経ていることから、カードシステムの世代交代を図る目的で、今回キャッシュカード機能とデビット機能を1枚にまとめた『一体型』のサービスを始めることにしたものです。
国際キャッシュカードを現在も所持している方は、3月中に取引店(口座を開設した支店)の窓口か、テレホンバンキング、SMBCダイレクトで国際キャッシュサービス部分の解約手続きをした後、SMBCデビット(一体型)を改めて申し込む形で、引き続き同等のサービスを受けることができます。また、SMBCダイレクトで解約手続きをし、SMBCデビットを申し込まない場合は、お手持ちの国際キャッシュカードを日本国内専用として使うことができます。
なお、SMBC CARDを既にお持ちの方に限り、その有効期限までは単体型デビットカードの新規発行を受けることが可能ですが、SMBC CARDも2月28日で新規の発行受付を終了しています。お持ちの方には次回更新時にクレジットカード機能が分離された『三井住友VISA SMBC CARD』『SMBC JCB CARD(単体型)』が発行されます。