2018年1月30日火曜日

タイエアアジアX成田線増便!毎日3便化で朝昼晩揃う

タイエアアジアX(XJ=TAX、ドンムアン区)は、先に発表されたバンコク(ドンムアン)~新千歳線の新規就航に続いて、既存のドンムアン~成田線を毎日3往復に増便すると発表、航空券の販売を始めました。

《3月25日から有効》
XJ602 DMK0505~NRT1310 DAILY
XJ603 NRT1425~BKK1910 DAILY

(機材はエアバス333 プレミアムフラットベッド=ビジネスクラス12席、レギュラーシート=エコノミークラス365席)

現在は、成田発が朝と夜、ドンムアン発は午前と深夜の1日2往復。増便は、両空港ともに空白時間帯となっているドンムアン発朝、成田発午後の時間帯に設定されます。これにより、日本とタイをそれぞれ朝昼晩に出発する便が揃うことになり、1日1往復しかない競合のScoot(TZ=TGW)を大きく引き離します。

東京で編集されている業界専門サイト『トラベルビジョン』は、タイエアアジアX成田線の利用客について

「平均搭乗率80%前後だが、日本人客はそのうちの2割程度で多くは外国人客だ」

と伝えました。タイ人はもとより、ラオスやカンボジアなど周辺諸国発の観光客にも利用されている様子ですが、3便化によってビジネス客にも利用しやすい便構成となり、タイ国際航空(TG=THA)や日本航空(JL=JAL)などFSCの牙城とも言えるビジネス需要に割って入ろうという意気込みが伺えます。