2017年9月17日日曜日

京急深夜特急と京成最終アクセス特急が通し運転になる!

京成電鉄(千葉県市川市、東証1部上場)、京浜急行電鉄(東京都港区、東証1部上場)、東京都交通局電車部(都営地下鉄:東京都新宿区)は、航空ダイヤの冬スケジュール移行を控えた10月28日(土)に年次ダイヤ変更を行います。今回の改正は地味ではありますが、成田国際空港を利用する人にとっては絶対有益な内容が含まれています。

《最終アクセス特急を地下鉄直通に変更》

現在、成田空港発最終のアクセス特急は22時48分発の上野行きですが、これを23時丁度に繰り下げます。この列車の前を走っている北総鉄道印旛日本医大駅(千葉県印西市)発の京急線直通電車のダイヤを見直して、成田空港始発で京成線内アクセス特急、地下鉄線内各駅停車の電車とし、泉岳寺駅(東京都港区)から先は京急線に入り、品川駅午前0時23分発の深夜特急金沢文庫行きになります。この電車は京急線品川口の最終電車でもあるため、成田深夜着のジェットスタージャパン(GK=JJP)便で東京都大田区や神奈川県川崎市、横浜市方面へ帰られる方にとっては、乗り遅れが許されません。

《昼間のスカイライナーを増発》
京成上野駅発のスカイライナーは、日中20~40分間隔とバラツキがあります。成田空港で日本航空(JL=JAL)、ANA(NH)、デルタ航空(DL=DAL)、ユナイテッド航空(UA=UAL)などの北米大陸便が集中する午後から夕方にかけては利用者も多くなることから、新たに成田空港駅13時18分発と、折り返しの京成上野駅14時20分発を設定。13時台から16時台まで20分間隔で運転します。