2017年1月3日火曜日

空席待ちで多客時のコラート~モーチットを楽々移動!

イサーン最大の都市、ナコンラチャシマ市。第2バスターミナル(コラートマイ)からは、[21]モーチット2行き特急バスが24時間運行しています。が、コラート発深夜のバンコク方面行きは本数が少なくなり、2等の運行はなくなります。VIPバスの空席を待って乗る方法もありますが、コンソン(特急バス公社)の長距離便を空席待ちすれば、日本の帰省ラッシュ並みに切符が取りにくくなる最繁忙期でも楽々移動できるようになります。

コンソンでは、モーチット2とイサーン中部・北部の主要都市を結ぶ長距離特急バスを運行しており、コンケン県以北へ向かう便は全便コラートマイを通ります。上り便の場合、コラートマイで[265]カビンブリ経由チョンブリ線や[340]サケオ経由チャンタブリ線に乗り換える人も多く、コラートマイで若干の空席が出る場合があります。そこを狙って、コラート発でバンコク方面への客が乗り込めれば深夜に民間バス会社の切符売り場で何時間も並んだ末に朝の2等に回るということはなくなります。

コラートマイには4つのホームがあり、バンコク行きが発着するのは第1ホーム。コンソンの長距離便が中継地として使うのは、第2ホームです。第2ホームのコンソン事務所でスタッフに「バンコク行き」という意味の「クルンテープ」と告げて切符を売ってもらいます。2等は148Bt.、1等なら191Bt.です。切符が出たら、スタッフの指示に従って空席のあるバスへ案内してもらい乗車します。深夜から早朝にかけてならモーチット2行きの夜行便が数多く通過するので、選択肢には困りません。第1ホームで民間VIPバス大手のチャンツアー(コンケン市)に空席待ちを断られても最後の手段に使えます。

董事長ふくちゃんは、1月2日夜にコラート県内で『アジアン王国』(ミリオン出版)連載コーナーの取材が長引いてコラートマイ到着が深夜になり、コンソン便の空席待ちで翌3日の午前4時にモーチット2行きのバスに乗ることができました。