2016年8月22日月曜日

タイベトジェットエア、国内線定期運航開始へ

タイベトジェットエア(VZ=TVJ、ラクシー区)は、運航開始3年目でようやく国内線定期便の運航を開始できる状況が整ったとして、就航計画を発表すると同時に航空券の販売も開始しました。親会社のベトジェットエア(VJ=VJC、ベトナム・ハノイ)と同じスワンナプーム空港発着とし、乗り継ぎを可能にすると共に地上コストの削減を図ります。

《9月15日から有効》
VZ306 BKK1410~HKT1540 火・木・土曜運航
VZ300 BKK1905~HKT2035 月・水・金・日曜運航

VZ301 HKT2125~BKK2255 月・水・金・日曜運航
VZ307 HKT2200~BKK2330 火・木・土曜運航

VZ110 HKT1650~CEI1855 火・木・土曜運航
VZ111 CEI1925~HKT2130 火・木・土曜運航

《9月26日から有効》
VZ100 BKK0610~CNX0730 DAILY
VZ102 BKK1910~CNX2030 DAILY

VZ101 CNX0800~BKK0920 DAILY
VZ103 CNX2120~BKK2240 DAILY

(機材はエアバス320ceo エコノミークラスのみ180席)

タイベトジェットエアは、2014年に運輸省航空局から事業開始許可(AOC)を取得していましたが、暫くはチャーター専門会社として活動。このために2015年1月、タイ側の合弁相手だったカーンエア(K8=KND、ラクシー区)が資本を引き揚げてしまい、新たなパートナー探しのため事業活動を休止していました。今回、パートナー企業が見つかったためAOCを再取得し、ようやく念願の定期便参戦に漕ぎ着けたものです。ただし、運輸省が国際民間航空機関(ICAO)からSSC(重大懸念)を指摘されており解除の見通しが立たないため、当分は国内線のみで実績を積むことに注力します(前記事「ICAO重大懸念でノックスクート運航開始できず」参照)