2015年3月31日火曜日

エアポートリンク午前0時台に2本増発!エクスプレスの代替

エアポートリンクを運営するSRTET(ホイクワン区)は、今年1月からエクスプレスライン(急行電車)の日中の運転を取りやめました。これに伴う措置かは不明ですが、スワンナプーム駅発午前0時台に2本の電車を増発、シティライン(各駅停車)の運賃で途中ノンストップという特殊な運転をしています。

シティラインの最終電車はこれまで午前0時となっていました。以前は、その後に0時9分発のマッカサンエクスプレスが設定されていた時代もありましたが、マッカサンエクスプレス自体が今年1月から運行されていないため、代わりにBTSと接続する終点のパヤタイ駅(ラチャテーウィ区)まで行く電車を増発したものです。

増発の電車は、スワンナプーム駅を午前0時15分と0時30分に出発。一時期設定されたパヤタイエクスプレスと同様、途中ノンストップで終点のパヤタイ駅まで運転しますが、運賃はシティラインと同じ45Bt.しか徴収しません。

ただし、両電車ともに最終時刻の関係で、パヤタイ駅でBTSスクンビット線の電車に接続できません(前記事「エアポートリンクからBTSへの最終接続は?」参照)。このため、パヤタイ駅から先への交通手段はほぼタクシーに限られます。公団バス[29][34][59]はありますが、深夜はいずれも60分間隔でしか運転していません。しかし、カオサン(プラナコン区)やシーロム(バンラック区)へはこの最終電車とタクシーを乗り継いでも、全区間タクシーで行った場合の約半額で行けます。逆に、スクンビットのエカマイ以東、特にオンヌットやバンナーでは、最終電車に乗ってパヤタイ駅からタクシーというのは全く意味がありません。