2015年1月2日金曜日

スクンビット32・レックスホテルが閉鎖

BTSスクンビット線プロンポン駅とトンロー駅の中間で40年以上に渡り営業を続けてきた老舗ホテル『レックスホテル』(クロントイ区)が、昨年12月31日限りで営業を終了しました。


日本人駐在員家族が多く住むスクンビット49の入口の向かいに堂々とした構えを見せていたレックスホテルは、ベトナム戦争真っ只中の1964年(昭和39年)に創業。1泊1,000Bt.前後という値段で外国人旅行者にも支持されてきました。1階のレストラン(レックスコーヒーショップ)は、本格的なタイ料理をリーズナブルな値段で24時間味わえる店として長年の愛用者も多数いました。その一方で、パタヤに行く前に宿泊する米軍関係者を相手にした援交バーの一面もあったと言われています。

しかし、建物の老朽化と設備の陳腐化が進み、2010年代に入るとプロンポンからトンローにかけてのスクンビット通り沿いで大規模なコンドミニアムの開発が行われたこともあり、経営陣はホテルではなく、別の形態で建て替える方針を固めた模様。売却先が決まったため、2014年12月31日(水)のチェックアウトを持って営業終了となりました。