BTSグループホールディングス(チャトチャック区、SET上場)は、これまで朝6時だった始発電車の出発時間を繰り上げるダイヤ改正を行いました。
スクンビット線では、モーチット・ベーリンの両始発駅を5時15分に発車。シーロム線の始発電車は、パトゥムワン競技場・バンワーの両駅を5時30分に発車します。
今回の改正の主眼は、パヤタイ駅(ラチャテーウィ区)を6時に出発するエアポートリンクシティラインの始発に接続する電車を出すことにあります。これまではBTSとエアポートリンクの始発がともに6時で、エアポートリンクの始発電車に接続することができず、しかもシーロム線の各駅からはサイアム駅での乗り換えを考えると事実上、6時45分以降でなければ接続できない状況でした。スクンビット線の各駅では、両始発駅5時15分発の始発に乗ればパヤタイ駅でエアポートリンクの始発に間に合い、シーロム線からも6時の電車には間に合わないものの、6時12分発以降の電車に乗れるようになります。
(画像:エアポートリンクマッカサン駅の時刻表。6分引けばパヤタイ駅の時刻になる)
ただし、午前5時台は各駅の職員が出勤していないため、乗車には前日の営業終了時までにチャージされたラビットカードか小銭が必要です。