那覇空港ビルディング(沖縄県那覇市)は、2014年2月の国際線ターミナル改築完成に合わせて出発旅客から空港使用料(PSFC)を徴収することにしたと発表しました。
対象は、2月17日(月)以降に那覇発の国際線で出発するすべての乗客。大人(12歳以上)1,000円、子供500円を航空運賃と一緒に(切り込み)支払う形とします。那覇空港を発着する国際線は、以下の10社が運航していますが、格安航空会社(LCC)、本格航空会社の別を問わず、すべて同一金額が適用されます。
・Peach(MM=APJ、大阪府泉佐野市):台北桃園
・チャイナエアライン(CI):台北桃園
・マンダリン航空(AE) :台中
・復興航空(GE):台北桃園
・アシアナ航空(OZ):仁川、釜山金海
・ジンエアー(LJ) :仁川
・中国国際航空(CA):北京首都
・中国東方航空(MU):上海浦東
・ドラゴンエア(KA) :香港
・香港航空(HX):香港
那覇空港国際線ターミナルは、1986年(昭和61年)の完成から28年を経過し、老朽化が進むとともに便数の増加にも対応できなくなっていました。今後、Peachが本拠地の関西国際空港に次ぐ第二のハブとして沖縄から東南アジアへの国際線を展開した場合、さらに便数が増えるため、那覇空港ビルディングでは国際線と国内線の乗り継ぎができる施設と合わせて、既存の国内線ターミナルにつながる構造で建て替えることを決定。その第一弾として、新国際線ビルが完成するものです。
新国際線ビルの供用開始後は、国際線と国内線をつなぐ乗り継ぎ施設の工事に入り、2年後の2016年の全面完成を目指します。