2013年9月4日水曜日

CI大阪線増便で乗り継ぎの選択肢が充実

チャイナエアライン(CI=CAL 台湾桃園県大園郷、台湾証取上場)は、10月27日からの冬スケジュールで台北桃園~関空線を毎日3便に増便します。同社大阪支店(大阪市)と新関西国際空港会社(大阪府泉佐野市)が共同で記者発表したもので、関空発台北行きは午前・午後・夜のバリエーションが揃います。

ちなみに、桃園~関空間は関空止まりの他に、関空経由ニューヨーク(JFK空港)行きのCI019・020便が週3回運航していますが、こちらは今回の発表には含まれていません。

《10月27日から有効》
CI172 TPE1420~KIX1750 DAILY
CI173 KIX1900~TPE2110 DAILY

(機材はエアバス333 ダイナスティクラス=ビジネスクラス36席、エコノミークラス277席)

日本から桃園空港経由で東南アジアへ乗り継ぐ航空市場は、これまでチャイナエアラインがほぼ独占してきました。しかし、エバー航空(BR)がスターアライアンスに加盟したことで運航スケジュールの見直しを行っており、復興航空(GE)も関空を皮切りに日本へ本格進出したため、チャイナエアラインは黙って見ていられないと判断。両社が勢いを増す前に、東アジアを南北に結ぶチャイナエアラインの「動脈ルート」をしっかり固めようという狙いがあります。

CI172便は、バンコクを朝出るCI066便に80分という絶好のタイミングで接続します。これにより従来(CI156便)に比べて3時間早く関空に到着することが可能になり、大阪市内のホテルに余裕をもってチェックインできます。

CI173便も、この夏スケジュールから好評運航中の桃園~バンコク夜行便、CI837便に接続。関空→バンコク間は、出発時間の選択肢が朝と夜の2つに増え、お仕事の都合に合わせた旅程が組めるようになります。