タイ国際航空(TG=THA チャトチャック区、SET上場)は、10月27日からの冬スケジュールで日本線の輸送力を大幅に増強する計画をまとめました。
エアバス380の追加投入もありますが、目玉は中部セントレア線の毎日2便運航への増強だと言えます。バンコク朝、名古屋夕方発のTG647・646便は2008年に中部深夜発で設定され、同年秋のスワンナプームショックで運休した後、2011年から現在の夕方発へ変更。その後、運航日を増やしてきました。そして、タイ人の日本へのビザなし渡航措置を受けてTHAIは創業以来の伝統を持つ日本路線を改めて最重要路線にする方針を打ち出し、設定6年目で悲願のデイリー化が決まりました。
《10月27日から有効》
TG646 BKK0815~NGO1610 DAILY
TG647 NGO1725~BKK2125 DAILY
(機材はエアバス333 ロイヤルシルククラス=ビジネスクラス36席、エコノミークラス263席)
毎日2便を運航中の関空線では、バンコク発夜行のTG622便と折返しのTG623便にB744を再投入したばかりですが、輸送力増強の 「本命」エアバス380の追加納入を待って切り替えます。
《バンコク発10月27日、日本発10月28日から有効》
TG622 BKK2330~KIX0700+1 DAILY
TG623 KIX1145~BKK1535 DAILY
TG640 BKK2210~NRT0620+1 DAILY
TG641 NRT1100~BKK1530 DAILY
(機材はエアバス380 ロイヤルファーストクラス=ファーストクラス12席、ロイヤルシルククラス60席、エコノミークラス435席)