2013年8月12日月曜日

「青色急行の牙城」を黄色が侵食

首都圏バス公団2管区営業所(ミンブリ区)に集中配備されていた青とクリーム色の急行(エアコン)バス車両が、6月から7月にかけて大量に他管区へ転出しました。このために各路線で車両の変動が起こっています。

2管区ではこれまで、[501](ファランポーン駅・クイーンシリキットセンター駅~ミンブリ車庫)と[519](サトゥプラディット管理所~オンヌット通り~ミンブリ車庫)が青色急行専用とされてきましたが、8月から[501]に黄色急行車両が配備されています。

(画像1:夜のBTSプロンポン駅前を西へ向かう[501]
アソーク駅から先、ファランポーン駅までの全区間運行を中心に運用されており、この数年間、昼間にはほとんど姿を見ることができなかったBTSサイアム駅(パトゥムワン区)やMBKセンター前でも、真新しいオレンジ色の[501]が映えています。

(画像2:ファランポーン~ミンブリという看板を差して走る[501]

一方、青色急行車の一部は4管区営業所(クロントイ区)に異動し、[62][77]といった幹線で使われています。どちらも比較的早くから黄色急行車が導入されてきた路線なので、青色急行は10年以上ぶりの復活。ルンピニの日本大使館前を通る[62]は、日本人もお世話になる路線なので乗る機会があるかと思います。

また、2管区営業所に残った車両も、これまでと一部担当路線が変わっています。

(画像3:使用路線が変更になり[22]に入った青色急行車。プラカノン市場前=ワッタナ区にて撮影)