2013年6月18日火曜日

ルンピニスタジアム、閉鎖へのカウントダウン

ムエタイの2大聖地といいますと、ラチャダムヌンスタジアム(ポンプラップ区)とルンピニスタジアム(パトゥムワン区)と相場が決まっています。ルンピニスタジアムはMRTブルーラインルンピニ駅に程近い便利な場所で外国人観光客にも親しまれてきましたが、開場58年目となる年内で閉鎖、移転することが既に決まっています。

(画像1:ルンピニスタジアム正面。試合開催日の活況ももうすぐ見られなくなる)

ルンピニスタジアムの土地には、以前は陸軍士官学校がありました。それが1950年代に移転した後、国防省は王室財産管理局から土地を賃貸してスタジアムを建設、1956年(昭和31年)にオープンしたといいます。この貸借契約が年内いっぱいで切れることになり、国防省では土地を返還、新たなボクシングスタジアムをバンコク首都圏北部のバンケン区に建設することにしました。

現在のルンピニスタジアムは12月にお別れ興行を行って閉鎖。新・ルンピニスタジアムは2014年2月3日のオープンが発表されており、スタジアムには「新スタジアムオープンまであと○○日」という看板が立てられています。

(画像2:オープンまであと230日。カウントダウンが進んでいる)