2013年4月10日水曜日

ミャンマーの携帯電話が旅行者レベルに近づく!!

ミャンマー唯一の携帯電話キャリア、MPT(郵電公社)は、これまで極端に高かったSIMカードや電話機の価格を一般市民が気軽に購入できるレベルまで引き下げる努力を重ねてきました。そしてこの4月からは、いよいよタイと同等レベルにまで下がります。

ヤンゴンで発行されている中国語週刊紙『金鳳凰(ゴールデンフェニックス)』が、国営英語紙『ニューライトオブミャンマー』の報道として伝えたところによりますと、MPTでは4月24日からSIMカードの販売価格を1枚1,500k(160円=約50Bt.)に引き下げるとしています。

タイでは、GSM(2G)とW-CDMA(3G)の両方で使用できるプリペイド式のSIMカードがほとんどタダに近い値段で入手できますが、ミャンマーの場合、タンシュエ軍事独裁当局時代には世界でも有数の高額で販売されていただけに、テインセイン改革政権発足後の2年間でのまさに雪崩を打ったような値下げは、ミャンマーに入る旅行者やビジネスマンにとっても非常に嬉しいことです。

ただし、記事では購入後15日以内に5,000k(500円)以上チャージしなければ無効になるとも記述されていますので、実際は最低6,500k(650円=200Bt.)必要ということになります。また、翌月以降は1カ月あたり少なくとも2,500k(250円)以上のチャージが求められるといいます。