タイエアアジア(FD)は、10月4日からミャンマー路線を強化する予定で既に航空券の販売を開始しています。既存のバンコク~ヤンゴン線を毎日2便から3便に増やし、新たに昼間の便を設定。さらにミャンマー第2の大都市マンダレーにも新規就航します。
《10月4日から有効》
FD2755 DMK1210~RGN1255 DAILY
FD2756 RGN1325~DMK1515 DAILY
FD2760 DMK0850~MDL1015 月・火・木・土運航
FD2761 MDL1045~DMK1310 月・火・木・土運航
(機材はエアバス320 エコノミークラスのみ180席)
テインセイン改革政権の下で急激なグローバル化が進むミャンマーへは、現地での新規事業や投資を考えている企業関係者の流動が活発化しています。既に他の航空会社もヤンゴンへの新規就航や増便を多数発表していますが、ミャンマー路線でLCCとして大きく先行してきたAirAsiaグループも増便に加え、就航地点を増やすことで他社を突き放す狙いです。
バンコク、ヤンゴンの双方を朝、昼、夕方に出る3便が揃い、出張者の選択肢が大きく広がるだけでなく、ヤンゴンとマンダレーのオープンジョーによって首都ネピドーを挟んだミャンマー中北部幹線軸のビジネスルートに幅ができます。一方で観光客も利便が向上。世界遺産の街バガンやミャンマー北部の景勝地インレー湖へのアクセスが有利になります。
ただし、AirAsiaグループは10月1日からバンコクの発着空港をドンムアン空港に変更します。今回増便される便も当然ドンムアン発着なので、スワンナプーム発着の他社国際線に同日乗り継ぎがある方は要注意です。