アユタヤ県からパトゥムタニ県を経てバンコク首都圏に入った大洪水の「本流」ともいえる流れは、ドンムアン区とサーイマイ区のほぼ全域を床上浸水に追い込み、さらに南のバンケン区、チャトチャック区へじわじわと押し寄せています。バンケン区では、ラクシー記念塔からパホンヨーティン通りに沿ってラップラオ運河まで水が進んでおり、ラムイントラ通りも4km(ソイ35)まで水が到達しました。
(画像1:ラクシー記念塔にて。パホンヨーティン通りの地下立体交差が水没!)

首都圏バス公団1管区営業所(バンケン区)ではバンケン車庫で分断されながらも市民の避難ルートとなるバスの運行確保に必死です。
(画像2:押し寄せる水の中、必死にバンケン車庫へ向かう市内バス)

(画像3:サパンマイ行きの救援トラックに市民が殺到する。バンケン車庫にて撮影)

一方、やはりラクシー記念塔を右折してミンブリ車庫に向かう[26]は、[26ก]と同じくプラディットマヌタム通りを経由し、ラップラオ71で右折してMRTラップラオ駅やモーチット方面に抜けるルートで運転されています。
(画像4:セントラルプラザ・ラムイントラ前もご覧の有様。[95]の車内から撮影)