2010年7月24日土曜日

今夜から「3日半」酒が売れないバンコク最東部

 バンコク首都圏最東部のブンクム、カンナヤオ、クロンサムワ、ノンチョックの各区では、先月死去した国会議員の後継者を選ぶ補欠選挙が明日、投票日を迎えます。補欠選挙であっても国政選挙に変わりはありませんので、今夜6時から酒類の販売が規制されます。

 本来、規制解除時間は投票日当日の24時、開票終了が深夜までずれ込めば中央選挙管理委員会から開票終了の発表があるまでですが、直後の26日は三宝節の祝日。仏教関連の祝日は昨年から法令で酒類の販売が禁止されたため、選挙終了後も酒類が売れない状況に陥ります。解除されるのは翌日のカオパンサーが明ける、27日の24時。大型ショッピングセンターなどでは、規制を厳守するため28日の11時まで引きずります。ということは、24日の18時から足掛け5日、最長で実に89時間というタイ史上最も長い時間の酒類販売規制になります。

 首都圏最東部にはプレジデントカントリークラブ(ノンチョック区)など、ゴルフ場が集中するため、駐在員を中心に日本人の来訪もあり、特に今回の4連休中にプレーされる予定だった方には、プレー終了後のクラブハウスでの一杯が楽しめないという事態になってしまいます。
 ただ、今回は選挙区が最東部の4区に限られているため、この4つの区以外ではまったく問題はありません。BigCファッションアイランド店(カンナヤオ区)、カルフールノンチョック店(ノンチョック区)、テスコロータススカピバン1店(ブンクム区)などが影響を受けますが、ミンブリ区やバンカピ区は選挙区外。このため、テスコロータスミンブリ店やカルフールスウィンタウォン店(ミンブリ区)では通常通りに販売が行われます。