2010年7月1日木曜日

エアポートリンク、8月から営業運転へ

 ソーポン・サーラム運輸大臣は29日、記者団の質問に対して

「6月1日から始めたエアポートレールリンクのテスト運行は概ねうまくいっている」

と述べ、8月23日(月)から営業運行に移行させるとの方針を明らかにしました。
 営業運行では、シティライン(各駅停車)を当初全線15Bt.均一とします。マッカサン駅とスワンナプーム空港駅の間をノンストップ、わずか15分で結ぶ「エクスプレス」(特急、日本のスカイライナーに相当)も運転を開始しますが、当初は150Bt.の運賃を100Bt.に割り引きます。その後10月にマッカサン駅のシティエアターミナル機能が完成した時点で、エクスプレスを本来の150Bt.にし、来年1月からはシティラインも本則通り、区間ごとに運賃が上がっていく体系にします。

 シティラインのプロモーション運賃15Bt.をうまく活用すれば、スワンナプーム空港から首都圏内の主な場所へわずか20Bt.強で移動することが可能。バスのお乗り継ぎは前記事「待望のエアポートリンク開通へ」でご案内していますが、空港へ乗り入れている2つの事業者([556]=公団、33Bt. [551]=プレミアマネジメント、34Bt.)は戦々恐々の展開になりそう…