ラチャプラソンショック32日目の4日、アピシット・ウェチャチワ首相はUDD軍に対して妥協策を提示しました。11月14日(日)に下院議会総選挙を行うため、遅くとも9月末までに下院解散を国王陛下に奏上するというもの。しかし、UDD軍は妥協策をある程度受け入れたものの、解散の発表をいつ出すのかが不透明だとして、当面ラチャプラソン周辺にいる軍勢を撤収させないことを決定しました。
(画像1:2日撮影。ルンピニ公園西側にバリケードを築くUDD軍戦闘員)
ラチャプラソン周辺では最悪の場合、あと4ヶ月間はUDD軍による道路占拠が続けられることになり、ショッピングセンター等の再開はまだまだ先になりそうです。
(画像2:4月27日撮影。無色軍の集会で日本語のプラカードを掲げる女性)