日本航空インターナショナル(JL)は、会社更生計画の提出に必要な路線リストラ計画を決定して発表しました。10月1日からのスケジュールで、国際線15路線、日本国内30路線を一気に廃止するという会社始まって以来の大規模リストラ。
東南アジア関連では、2011年度を予定していた中部セントレア~バンコク線の廃止を10月に早める代わりに、10月31日の羽田空港D滑走路完成と同時に羽田~バンコク線を就航。実質的に現在の中部セントレア便を羽田に振り替える形となり、東京線は成田と合わせて毎日3便に増強されます。
《9月30日のフライトを持って取りやめ》
JL737 NGO1800~BKK2200 DAILY
JL738 BKK2330~NGO0710+1 DAILY
また、同様に2011年度中の撤退が予定されていた関空~デンパサール線(前記事「JALのバンコク便が成田だけに」参照)も今回の廃止対象に含まれ、今年10月に繰り上げて廃止されます。
《関空発9月29日、デンパサール発30日のフライトをもって取りやめ》
JO715 KIX1740~DPS2330 DAILY
JO716 DPS0050~KIX0835 DAILY
さらに、当初予定になかったはずの成田~デンパサール線も廃止が決まってしまいました。ということは、デンパサール・グラライ空港からJAL便が姿を消すことになります。
《9月30日のフライトを持って取りやめ》
JL729 NRT1545~DPS2225 DAILY
JL720 DPS2355~NRT0755+1 DAILY