ラチャプラソンショック17日目の19日、UDD(赤シャツ)軍はバンコク銀行本店営業部前を占拠する計画を立てました。バンコク銀行はタイの商業銀行1位だけに、実行されれば経済界に壊滅的な打撃を与えることが予想され、陸軍と首都圏警察では何としても阻止する意向です。
メイン会場として盛り上がったソンクラーン(前記事「今年はシーロムも元気」参照)から4日。19日朝からシーロム通りには多数の軍部隊が配備されており、ラチャダムリ通りから流れてくるであろう赤シャツ軍の来襲に備えています。しかし通りの車の通行は確保され、BTSシーロム線サラデーン駅とMRTブルーラインシーロム駅も通常通り営業しています。
結局、今日19日はUDD軍の目立った行動は見られませんでしたが、周辺の企業の中には終業時間を繰り上げるところも出てきました。夜以降、タニヤ通りやパッポン通りといった風俗店密集地への深刻な影響が予想されます。
(画像:サラデーン交差点に陣取る警察機動隊)
2010年4月19日月曜日
【速報】陸軍、シーロム通りに非常線敷く
日本時間 15:00
ラベル: 2010年UDD軍決戦 , タイ , バンコク , 旅のリスク