公衆保健省は4日、酒類販売の規制に関する政令を改定すると発表して即日実施しました。
従来は選挙投票日の当日と前夜が「禁止」とされ、仏教関連の祝日については「自粛」扱いとされていましたが、改定では最も厳しい「禁止」に1段階上がります。
該当するのは次の4日。
・万仏節(2月の満月の日)
・仏誕節(5月の満月の日)
・三宝節(7月の満月の日)
・カオパンサー(7月の満月の翌日)
規制当日は午前0時から翌日の午前0時まで、24時間が規制の対象となります。選挙と違って前夜から規制に入ることはありません。また、ホテル内のレストランについては例外的に販売が認められます。
利用客のほぼ全員が酒類を注文することで知られるバンコクの風俗店は軒並み休業となりました。日本人にも有名なコーヒーショップ「THERMAE(テルメ)」(ワッタナ区)も、7日と8日は休業とされ、入口には鎖がかけられました。
規制は今日、8日も続きます。
(画像:7月7日夜撮影。テルメ入口に鎖がかけられ、入れないようになっていた)